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サギソウの新芽楽しみに花育

 サギソウの親株を去年の夏の終わりにもらった。花が咲き終わった後も水やりを続ければ、次の年も球根が増えると聞いたのでやってみた。新芽が出る前の1月の終わり、恐る恐る鉢を掘り返してみた。
 「あった!」。土の中をピンセットで丁寧にほじくると、明らかに土の塊とは違う白いちっちゃな球根が出てきた。幼稚園の芋ほりで、シャベルで掘り当てた時と同じワクワク感がよみがえってきた。
 サギソウの花が枯れた後、水やりをしていた時期は、本当にうまく球根が育っているのだろうか、と心配だった。でも残った葉っぱで光合成をし、根っこからは水分を吸って、ちゃんと新しい球根が育っていたんだ。
 サギソウの培養土には保水性の高い鹿沼土がいいと聞いて、近くの園芸センターで購入した。まだ休眠中の球根をまっさらのふかふかのベッドに寝かせ、待つことにしよう。春に新芽が顔を出すことを楽しみに、水やりの花育を続けていこうと思う。


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