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【天津祝詞の太祝詞】 ~禍霊を直霊すフトマニの🌀


息吹戸主が息吹いた穢れを 蝕み浄化する速佐須良
穢れの根を断ち転化する 結び解きてまた結ぶ

闇(病み)に潜みたる穢れの根 余さず捉えて転化する
闇(病み)は浄化の最後の結び 結び解きてまた結ぶ羽化(🌀化)

流れの中に潜みたる 穢れに沸きたる羽化(🌀化)の魂
闇(病み)に結びて光の下(もと)へ 連れ出し浄化す🌀の神

闇から病みとへ変わりゆく 速佐須良姫の転化の浄化
流れの中に揺蕩(たゆた)う玉響(たまゆら) 穢れ腐りて転化する

穢れ腐れる転化の儀 腐れ転化す生命の🌀化の儀
十拳劔(とつかのつるぎ)の転化の刃 結び解きてまた結ぶ

一二三四五六七八 弥栄(八叉化)に解き 言事(九十九十)結びて八十禍日
闇に隠れる無数の病みを 日の光の下(もと)に現わす

闇(病み)を喰らいて光へ還す 八十禍日神の速佐須良
見えぬ闇を禍津に現わし 穢れ喰らいて腐れて転化す

穢れが惡に見ゆるとも 生命流転の中の灰汁
陰陽ありて流転して 生まれる生命の繭の殻

穢れと見ゆる転化の結び 抜け殻たりとて絹の糸
闇に潜みし穢れの灰汁 惡の結びを解きて結ぶ

穢れを・空(ア空)に還されば 惡は惡ならず巡りに変える
恵みの中の🌀化の魂 腐れの中の🌀化の魂

同じ🌀から生まれる玉響 禍津日の神 転化の結び
惡(灰汁)を抱きた夜叉の神 弥栄(八叉化)に還す速佐須良姫

一二三四五六七八九十と斬り結ぶ 十拳劔の大禍津日神
清きと穢れを立て分ける 息吹戸主の九十(言)の刃(は)の息吹き

闇に潜みし灰汁(惡)を抱いて 転化の刃(やいば)で解いて結ぶ
惡を抱いて参らせて 神へと還す速佐須良

善も惡も等しく流す 瀬織津姫の白良瀧
恵みも穢れも同じ役 益(やく)と厄(やく)の言葉(九十八)の違い

益も厄も等しく祓う 巡り留まれば淀みて腐る
ゆえにすべてを巡りへ還す 弥栄の巡りの速川(八八川)は
母(八八)なる生命の巡りの流れ 光と闇の調和の流れ

厄だけ流し益を留めて 益が灰汁(惡)生み厄となる
腐れた益で溢れる速川 全てを呑み込む大海原(🌀名原)

速秋津姫の🌀名の形代 穢れを刻みて縛る形代
息吹戸主に渡された 十拳劔の言(九十)の葉(刃)で刻む

清きと闇(病み)を立て分ける 隠れた惡を形名(刀)と刻む
形名刻んだ惡の形代 腐れて崩れて塵と消えゆく

穢れの形代喰らう速佐須良 結び解きてまた結ぶ
🌀化した玉を🌀へと還す 死返し(まかるがえし)の太(二十)祝詞

結んで開いて手を打って 再び結ぶ二十(フト)の祈り(意乗り)戸
一二三四五六七八九十と結んで 十九八七六五四三二一へと還す

輪廻を巡る摩尼(マニ)宝珠 🌀名原巡る🌀化の魂
二十摩尼(フトマニ)の🌀の巡りの理 🌀に善悪あるわけはなし

惡と見ゆるは腐れて崩れた マニの宝珠の灰汁の形代
腐れの中に光る摩尼の玉 立て分け取り出し巡りへ還す

惡を善と偽れば 腐れは巡り続けるばかり
おのれの中の腐れから マニの宝珠を取り出す義

惡を抱きて神へと還す 益も厄も巡りに還す
益留むりて腐れを放つ 惡を善なりと偽る闇(病み)世

形代に形名刻みて流し 十拳劔で腐り(鎖)を解く
大禍津日の言葉(九十刃)の刃(やいば) 大蛇の腹を引き裂く劔

闇(病み)世を照らす国照 十拳劔の三女神
闇(病み)を祓いゆく伊豆能売の神 惡から生まれる摩尼宝玉

大蛇の腹から生まれた劔 草薙剣の三つ柱
折れず曲がらぬ鋼の誠(一九十) 偽り見抜く厳の目(伊豆能売)の魂

天照らします大神が 十拳劔を転化した
結び解きてまた結び 草薙(九叉名気)劔と生まれた🌀の魂

言(九十)の結び目 極みを斬り割き(気理咲き)
九の花咲かせる結びの解き 解いて結ぶ言(九十)の音

木花咲耶と乙姫神の 息吹きて芽吹く事(九十)結び
結んで開いて手を打って 再び結ぶ二十摩尼(フトマニ)の🌀

🌀の理(ことわり)流れる大河 豊受の🌀の流れを清むる
伊豆能売の神の五柱 アイウエオ アヤワ 十柱の神

偽りの善が解けて惡に 惡から誠が生まれ為す
大禍刻の大鳴門 逆さま天地が元へと返る

淀んだ善と巡りゆく惡 偽る闇(病み)世の理(ことわり)は
闇(病み)が光 誠が惡 天地逆さの腐れの世

葉雷(祓い)刃雷(祓い)て大祓い 太(二十)祝詞にて天地を返す
言(九十)の刃(八一八)で八十の禍を 日に還し行く八十禍日

祓いの太摩尼(フトマニ)の巡りへ還す 大祓いの太祝詞
八百万の神すべて出で 豊受の🌀へ立て直す

神直日神 大直日神 五十鈴の調べで立て直日
🌀化し転化し再び🌀化す 五十鈴の流れの🌀直日

天津祝詞の太祝詞祝(の)れ 祈り意乗りて意祝る🌀
祓い浄めて豊受の 🌀の直日の立て直し




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