![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118698236/rectangle_large_type_2_19c6c5971e0c988f8ca40b3c553a8366.jpeg?width=1200)
深緑の浄化
森の奥深い山寺にて・・・
「ほんとうにあった・・・」
村人に教えられたとおり、林道を歩き続けて30分は経っただろうか
8月のまだ半ばではあるが林道の空気はひんやりとしていて、すでにヒグラシが鳴いているから余計に寂しさが湧き上がってくる
「こんな山深いところにほんとうにお寺があるのかな?」
ひとり黙然と歩いていて、いっこうにたどり着かない苛立ちと不安から、村の人にからかわれたのでは・・・と思い始めていた時だった
ここから先は
2,259字
/
1画像
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/69957623/profile_2b8a2ce32c6f6cb46eb0b25ac7d669db.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
だれもが持っている心の中の「想いの壁」を見つけて、それを壊して新たに進むため、小さな小さな『想いの物語』を綴りました。
Re:Quiem ~心を癒す葬送詩たち
300円
頭の中の幻実の世界から現実世界へ回帰する瞬間 それは「想いの壁」から抜け出した瞬間 日常の中の心の「気付き」の瞬間を、小さな物語たちで綴っ…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?