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【医者】という病巣~「紅麹」の件でさらに思ったこと



テレビというものを全く見ないので、昨日ようやく「紅麹」が話題になっているのを知り、「紅麹」についていろいろ調べてみた。
調べると言うのは「成分」がどうこうということではない。
話題になっている「紅麹サプリ」がどうこうということでもない。

そもそも日本で聞きなれない「紅麹」とは何ぞや?
というところからである。


結果を言うと「紅麹」には1000年の歴史があり、日本人が塩麹や甘酒を当たり前のように使うように、中国や台湾では日常に溶け込んでいるものである。
そして沖縄では「豆腐よう(唐芙蓉)」として昔からある料理でもある。
特に『客家の常備食』と言われている「紅麹」は、味噌や醤油などと同じように使われているものである。


つまりは「日常で使われ続けている」ものであり、しかも1000年もの歴史があるという事。
これを大前提に脳に叩き込んでおかなければならない。

なぜなら、今回のサプリの事件で「紅麹」を攻撃する動きがもう始まっているからである。


いまだサプリの「何が悪かったのか」がわかっていないにもかかわらず、Youtube上で発信している「医者」の幾人かは「紅麹」をターゲットにしてそれがあたかも悪いというような印象操作が行われているからである。

「紅麹」が「腎臓」に悪影響を及ぼす

そんな印象操作が行われている。
これはあきらかに「案件」なのだろう。

「案件」とはYoutube配信者に企業の製品をアピールしてもらったり、特定の情報を発信してもらうといったことで発生する金銭的契約のことである。

ちなみに「ワクチン推奨」の案件は数百万ほどであったという。
多くの配信者が「案件」に乗ったことだろう。


ワクチン案件で味をしめた医者ならば、今回の「紅麹」も断ることは無いだろう。
と、広告代理店は認識しているに違いない。


自分の診療の現場では、あーでもない、こーでもないと、なかなか「原因」を断定しない医者が、ワクチンにしても紅麹にしても、どうして「断定」するような言動をしているのか?
ましてや「紅麹」は現在でも日常的に使われている食材である。
しかも1000年の歴史の中でそのような(腎臓に悪影響)要因があるなら、「客家の常備食」などにはならない。
それにサプリの件でも未だにはっきりとした原因はわかっていない状況である。
にもかかわらず「紅麹は腎臓に悪い」というミスリードを率先して行う医者というものはどういうものなのか?


まぁ、私も「紅麹」についてはほとんど知らない状態であるので、さっそく「紅麹」をネットで購入したところである。
やはり自分でちゃんと試さなければならないと思う。
一応これでも「薬膳・漢方」を学び「漢方養生指導師」についても学んでいるから、尚更自分で確かめたいと思う。


医療者なら当然、私のように「確かめたい」と思うのが当たり前であろう。
だがそうではない者たちがたくさんいる。

「医者」という「肩書き」を仰ぎ見る人が多いからであろう。
だからその「肩書き」を利用するものも多い。
当然、それを見越して「肩書き」を得たのであろう。


いまだ「肩書き」に囚われ「肩書き」を信奉する人々。
その「肩書き」にありもしない妄想を付け加え、「医者」だから「善人」と勝手に錯覚してくれている。
だから簡単に情報操作が行えるわけである。




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