『世の元からの生神（息神）』～素戔嗚神と気吹戸主神

呍（ウーン）　開いた口から起こった最初の響き

意が起こりて風となり　息吹きの渦が始まる

さらに口は広がりて　「ウ」の響きから「ア」が生まれ

「ア」と「ウ」が重なり「ワ」が生まれ

「ア」と「ウ」と「ワ」の三柱の神

真ん中の「ウ」の渦（🌀）は「ワ」の影に隠れまし

最初の三柱の神（火水）　ア・ウ・ワの火風水

火水のアワは天の沼矛にて　天の沼陰と結びて淡島（アワ島）生まれ

「イ」が生まれ　「エ」が生まれ　「オ」が生まれ

アイウエオ　五柱

アワヤ　三柱

アイウエオヤユヨワヲ　十柱

これ大元の十の柱なる

渦（🌀）の息吹きに戸が立ちて　十柱の神さらに分かれ出で

ひふみ（火風水）四十七柱の神現われ出で

いろは（意路波）四十八柱

アイウエオ　五十一柱

五十鈴の音（根）となる神の息吹き

息吹きに戸が立ち最初の響き

「ウ（🌀）」が「ス」と鳴り成り出でた　スサナル神

火水は日月と鳴り成りて　火風水は日地月と鳴り出でたりて

地（クニ）を治める最初の息吹き

「アワ」の息吹きに戸が立ちて　「サ・スサ」と鳴り成る「ワ」の響き

狭霧（サ霧）　狭槌（サ槌）の「サシスセソ」

音を言に転化する　息吹きの扉　示現の扉

音が言にて色を成し　はじめて地（クニ）は地（チ・智）と変わる

ひふみ（一二三）の数の数叉鳴神（スサナル）

いろは（意路波）の言葉の素戔嗚神（スサナル）

アワ（日月）のワ（月）に隠れたる🌀（ウ）

息吹戸立ちて「スサ」と鳴る

スサナル神は「スサ神」に非ず　🌀（渦）の鳴る（ナル）神

息吹戸　立ちて　「スサ」と鳴る神

鳴戸（門）の🌀（渦）が　島と鳴り成り地（クニ）と鳴り成る

地（クニ）は地（智）となる「御言」なり　五十鈴の響きが大地なり

素戔嗚神と息吹戸主

合わせて御言が五十鈴と鳴り成る

言祝ぎ和す祝詞の数々　🌀（渦）の息吹きを意乗らせて

祷り祈りて意乗らせば　禊ぎ祓われ言祝ぎ和す

誠の祈りは🌀の結び　🌀に意を乗せ響きを還す

祈り意乗らば示現する　素戔嗚神の示現の🌀に

稚産霊（ワクムスビ）して祈り意乗らせて　稚姫命に御言を結ぶ

御言結ばれた祈りは　言祝ぎ和す御言と鳴り成り

機織りの縺れ解きたる　禊ぎ祓いの言霊と鳴り成り

御言は命と転化する　尊き御言の祈りの🌀

祈り穢れて邪（よこしま）なりて　稚姫命を穢して殺す

八岐大蛇の穢れた（産霊）結び　🌀を逆しまに捻じ曲げたる

穢れた言葉　穢れた御言　大蛇を産み成す稚産霊（ワクムスビ）

宇迦之御魂（ウカノミタマ）に穢れ附し　穢れた産霊（結び）を起こした大禍

今今の時に再び起こす　穢れ歪んだ御言の数々

エヴァを騙した蛇の知恵　🌀に穢れを還したる知恵

「学」という名の蛇の知恵　神の智慧との最後の戦（いくさ）

神を騙すは🌀を騙す　逆しまに🌀を利用する蛇の知恵

されど蛇の知恵といえども　元は神の智慧の🌀

🌀を歪める屁理屈が　「学」という名の蛇の知恵

いくら理屈を捏ねたれど　神の手の中　ゆえに逆らえぬ

最後の一厘　🌀極まれば　グレンと返りて崩れ行く