〜7歳までに育つ4つの感覚 その2『生命感覚』 Vo.8

~ こんな時はどうしたらいい? 3つのRが崩れやすい場面 ~

毎日気をつけて生活してはいても、夏休みや冬休みなどの学校や幼稚園が長い休みになる時期、また土日なや祝日などは子どもの生活が崩れがちになりますね。

子どものリズムを崩さないようにする生活はなかなか難しいものです。

そのような場面でどのようにしたらいいのか、 いくつか先生にお話を伺いました。


 


●長い休み(夏休み・冬休みなど)



 ~できるだけ起きる時間、寝る時間をいつもと同じようにしてリズムを作ってあげましょう。

たまに出かけることも あるでしょうが、テーマパークなどではなく子ども達が自然のリズムと触れ合えるキャンプなどがいいですね。



 ●テレビなどを見たいのですが・・



 ~録画などして、子ども達が寝てしまってから見るようにしましょう。
テレビがあったとしても、布で覆ってしまっ たりコンセントを抜いてしまえば、子どもにとっては『無いもの』と同じです。

お子さんには『テレビの無い生活』を当たり前にしましょうね。


●寝かせたい時間になかなか寝てくれません・・



 ~『寝る時間だから寝なさい』というのではなく寝る前の儀式を作ってあげましょう。

ある方は、家中の電気を子ど もさんと一緒に消す(小さい灯りにする)そうです。

『おうちもねんねの時間だね~』と言いながら一緒に消すことで 子どもは寝る前の儀式を体験し、体が眠りのリズムに入っていくのですね。

確かに強い光は脳内の眠りを促すホルモン 『メラトニン』の分泌を妨げてしまうので、夕方ごろから室内も少し暖かな光(白色蛍光灯でなはい暖色の光)にする のもいいかもしれません。


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〜今回の講座を聴いて〜

シュタイナー学園に通うようになって、子どもにとっては毎日同じリズムで繰り返す生活こそが、体と心を作る軸となるということを実感しています。

子育てをする中で、「何か新しいもの」「何か面白いもの」がないか?とい外に求めがちになってしまい、行ったことのない公園、新しいおもちゃなどを探す日々。

それが子どもにとっても新しく、楽しく面白いものであると思っていました。

過去でも未来でもなく、その時を生きる子どもにとって、見るもの聞くもの触れるもの、全ては新しく面白いものであるということ。

それが、毎日のいつもと変わらない日常の中にあるということに、改めて気付かされました。




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