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【本】 「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」ひきたよしあき(著)

そうなの!短い文章で伝わるってとっても素敵です!
長い文章よりも短い文章でスッキリ分かりやすい文章を読んだ時って、なんだかとっても嬉しくなるんです!
分かったという嬉しさもあるけれど、その美しさに嬉しくなる😊
部屋で言うと断捨離したスッキリした空間みたいに、かといって冷たくなくて人の温もりがあるといった感じ。そよ風がす〜っと部屋の中を抜けて常に新鮮な空気で満たされている感じ。あー気持ちいい!

そして著者の、ひきたさんは、自分に影響を与えた言霊を丁寧に書き留めておくということを勧めていて、ラジオもよく聴いているそうです。

この本の中で、ひきたさんが「今のひと言、すばらしい返しだなぁ」と感心した出来事が書かれています。
聴いていたラジオ番組でのやりとりで、高校生から届いた手紙に、気持ちの良い距離感を保ちながら、聞き手の心と身体を健康にするような言葉を並べているパーソナリティについて。

「汗っかきで、みんなが集まる場所に出るとくさいと思われないか心配で、学校に行きたくなくなります。」という高校生の悩みに対し、「お相撲さんは取り組みの前に緊張と興奮でいっぱい汗をかくんだよ。それは手や足の裏に汗をかいて踏ん張ったり、相手をつかみやすくするためでもあるんだ。ところが、取り組みが始まった瞬間に汗が引く。緊張から集中に変わると、さっと汗が引くそうです。君も汗の仕組みを知ってごらん。人からどう思われるかじゃなくて、汗のメカニズムを理解すれば、『あぁ、私は今、緊張しているから汗が出るんだ』と自分で自分を分析できるようになるよ。」と答えていました。知識を思いやりに変えた非常に気持ちの良い回答でした。ラジオのパーソナリティーは、人気があるだけでは成立しません。次の人気者が出ればすぐに代えられてしまいます。長く続く人は、聞いている人を元気に、健康にする言葉を持っている。陽だまりのような暖かさやマイナスイオンのような涼やかさがある。
「博報堂スピーチライターが教える短くても伝わる文章のコツ」ひきたよしあき(著)より

私も私なりに、誰かにとって元気の素となるようなnoteを毎日届けられるよう、文章を書いていこう😊

ひきたよしあきさん、ありがとうございます😊


人生に愛とユーモアを!
谷口恭子

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