ISO規格解説 リスク及び機会への取組 6.1.1b・c・d

皆さんこんにちは。
ISO行政書士の若月です。

13年前から履いているワークブーツを実家から久々に持ってきました。
踵がすり減っていたので、リペアしまた履くことにしました。
僕の足型によれた革が、当時の思い出を呼び起こしてくれます。
これからも大切に履こうと思います。

今回も参りましょう。

6計画

6.1リスク及び機会への取組み

6.1.1品質マネジメントシステムの計画を策定するとき,組織は,4.1に規定する課題及び4.2に規定する要求事項を考慮し,次の事項のために取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。

b) 望ましい影響を増大する。
c) 望ましくない影響を防止又は低減する。
d) 改善を達成する。

随分とややこしい言い回しですが、シンプルに考えましょう。

例えば昨今、燃料を中心に値上げが続いています。
その対策として、「燃料使用を抑えられる工法」の開発を推し進めるとします。
燃料の使用量低減が、望ましい影響として現れてきますね。

しかし、その開発の過程では、多くの不良品が出るかもしれません。
これは望ましくない影響と言えるでしょう。こちらをなくしていく作業が必要です。

何かを始めるときは失敗がつきものです。
難しく考えすぎず、どうしたらうまくいくか、成功率を高められるかを考えてみましょう。

今日も僕の勉強にお付き合いいただきありがとうございました。

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