ISO規格解説 組織の役割、責任及び権限 5.3c


皆さんこんばんは。何年かぶりにスタバに行きました。かなり混雑していて、更には席の間隔も狭く、なんだか落ち着けませんでした。
僕は喫茶店には寛ぎに行きたいのですが、皆PCを開いて作業してて、なんだかソワソワしてしまいました。
普段行く宮田屋珈琲が、ゆったり出来て僕にはあっているようです。
本日も参りましょう。

5.3 組織の役割,責任及び権限

トップマネジメントは,関連する役割に対して,責任及び権限が割り当てられ,組織内に伝達され,理解されることを確実にしなければならない。トップマネジメントは,次の事項に対して,責任及び権限を割り当てなければならない。

c) 品質マネジメントシステムのパフォーマンス及び改善(10.1参照)の機会を特にトップマネジメントに報告する。

この規定を読んで、当たり前じゃないかと思うでしょうか。
でも、このような当たり前のことを、どれだけ出来ているでしょう?
それにこれまでの規定も当たり前のことばかりでした。
当たり前のことを当たり前にやるために、ISOを使うのは僕はアリだと思います。

毎月やっている会議にISOの進捗報告を組み込むと良い、という話は以前にもしたかと思います。

そのなかで四半期、あるいは半年など、区切りの良いタイミングで状況報告に合わせてどのようなテコ入れをしたらよいか、会議で話し合えたらベストだと思います。

担当者から積極的な意見が出るといいですね。

間違わないでほしいのは、
実務上の問題やその解決方法を抽出→実行するアクションを決定→ISOの計画にも盛り込むという順番を取ることです。
ISO主導じゃなくていいです。実務有りきで勧めたほうが負担が少なくて住みます。

組織の進む道を極めるのは代表なので、間違った方向に進まないため、正直ベースで情報共有を行ってください。

今日も僕の勉強にお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?