行政書士試験合格発表&行政書士の多様性について

行政書士の若月です。

本日1月25日は、令和4年度行政書士試験の合格者発表日ですね。

合格された方々、おめでとうございます。

不合格だった方々、残念な気持ちでしょうが、178点で2度落ちている自分も、その気持ちにはより添えるつもりです。

再チャレンジするなら、そりゃあ早い方がよいでしょうけど、大切なのは自分で決断することです。
予備校各社は受講を急かすでしょうが、焦らず自分の心に素直になって進退を決めてください。

今回はその参考の一つということにもなるかもしれませんが
行政書士の多様なカタチについて。

北海道行政書士会に登録してもうすぐ丸1年。
多くの行政書士の先生にお会いする機会に恵まれました。

以前の記事にも書きましたが、行政書士は取扱業務の幅がものすごく広い資格です。

それも相まってか、私の周りの行政書士は実に多様な形で存在しています。

許認可や民事手続きなどで経営を成立させる【王道型】だけでなく

会社員として勤務しながら週末に活動を並行して進め、独立のタイミングをうかがう【週末開業型】もいたり、

役員として会社経営をしながら、本業で発生する助成金案件や契約書作成業務を請け負う【ハイブリッド型】の先生もいます。

もっと言えば、行政書士業務にこだわることなく、年収1000万を超えて売り上げている先生もいるのです。

話を聞くと、許認可申請の傍ら、HP作成コンサルやセミナー講師、WEB商材販売などを手掛けて稼ぎを上げていたり

他にもオンラインサロンを運営して、現代版顧問料として定期報酬を得ている先生もいます。

同じ国家資格とは思えないほど、実にバラエティ豊かです。

許認可手続きや、民事手続に必要な書類作成は、近い将来AIの台頭でより便利に、簡単になる見通しです。

そんな時代を行政書士として生きていくには、さらなる付加価値を提供することが必要になってきます。

柔軟な発想で、サービスを創出することが、これからは大事になってくることでしょう。

そういった意味でいえば、定型業務を扱う司法書士や社労士よりも、行政書士の方が大きな可能性を秘めていると言えそうです。

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