ISO規格解説 リーダーシップ 5.5.1b

皆さんこんにちは。
3月20日、札幌は晴れ。昨日積もった雪が溶け、春はもうすぐでしょうか。
はやく春が来てほしいものですが、気を取り直していきましょう。


5.1.1 一般

トップマネジメントは,次に示す事項によって,品質マネジメントシステムに関するリーダーシップ及びコミットメントを実証しなければならない。

b)品質マネジメントシステムに関する品質方針及び品質目標を確立し、それらが組織の状況及び戦略的な方向性と両立することを確実にする。

従来のISOの考えは、マネジメントシステム構築に多大な労力を要求し、ヒト、モノ、カネ、時間をじゃぶじゃぶ投下して認証を与えるものでしたが、そういった考えは過去の産物となりました。

事業とマネジメントシステムを並行的に運用していた時代は終わり、事業との統合を目指す方針に変わりました。

当たり前のように行っている会議、事業活動、報告書作成等にマネジメントシステムの要素を付加し、ISOのためだけに書類を作ったりアクションを起こすのは最小限にしようというのが、現在のベースとなる考え方です。

企業の経営方針と、ISOにおける品質方針が同じ方向を向くよう作成するところから始めてください。

今日も僕の勉強にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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