ISO規格解説 組織の役割、責任及び権限 5.3e

ISO審査員の若月です。
みなさんおはようございます。

昨日は北海道の静内というところに出張してきました。
産業廃棄物処分業新規許可、処理施設設置許可の打ち合わせです。
広大な牧場が広がっており、お馬さんが飼育されていて可愛かったです。

本日も参りましょう。

5.3組織の役割,責任及び権限

トップマネジメントは,関連する役割に対して,責任及び権限が割り当てられ,組織内に伝達され,理解されることを確実にしなければならない。

トップマネジメントは,次の事項に対して,責任及び権限を割り当てなければならない。

e) 品質マネジメントシステムへの変更を計画し,実施する場合には,品質マネジメントシステムを“完全に整っている状態”(integrity)に維持することを確実にする。


長く事業をやっていれば、実務フローに変更を加えることもあるでしょう。
むしろ、頻繁にあることかもしれません。

しかし、変化のときはミスやエラーを生じさせるリスクが潜んでいます。

それを恐れていては変化は起こせませんが、リスクを最小限に減らすことはできるはずです。

対外的に製品をリリースする前に試行錯誤し、リスクを洗い出す作業を行ってください。

それを言語化することができれば、エラーを取り除く作業は実行までこぎつけられるはずです。

変化は大胆に、でも慎重に行ってください。

今日も、僕の勉強にお付き合いいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?