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そのスポーツの普及発展の先にあるもの
「ゆるく、楽しく、心地よく」のスタンスでフレスコボールの普及に携わるようになって半年、自分自身がフレスコボールの拠点である三浦海岸に引っ越したり、友達が移住した鳥取県大山町でも普及活動を始めたりと、活動の幅が徐々に広がってきた。本当はもう少しアクティブに動けばできることもたくさんあるのだろうが、それでもメディアから取材を受けたりなんてことも。
その中で思うのは、フレスコボールを普及させて何をしたいのか、そして「そもそも普及ってどんな状態?」ということ。スポーツの普及に携わる人、スポーツで何かしたいと動いている人はきちんと考え抜いたことはあるだろうか?
ここ最近ストリートスポーツをオリンピックの正式種目にしようとする動きを見かけたり、様々なマイナースポーツの普及に携わる人に直接お会いしたりして、自分自身がフレスコボールの普及のゴールについて何度も考えている。
フレスコボールは、ひいてはスポーツは素晴らしいものだと思うが、単なる「好きの押し付け」になってはいけない。また、スポーツは万能じゃないし、スポーツは別に万人に愛されるものではない。スポーツ好きの集団にいることが多いからこそ、スポーツ嫌いの視点を持ちつつ、スポーツの普及について考えていければと思っている。
小さなものでもいいから、何か社会問題を解決する一助になれればいいなあと頭の隅で思いつつのんびりとフレスコボールをする日々である(隔週くらいでしかやっていないけどw)
ありがとうございます。本を読むのに使わせていただきます。