20240602

6:30に起床。今月の目標の早寝早起きの、早起きを達成。仕事のため。
下北沢線路際に、働いてる本屋が出店するので、早めに家を出る。

同じ区域でやる人たちと集合。9時。
本などを並べる。雨予報だったが晴天でうれしい。午後からは雨みたいだけれど、少しでも楽しみたいと思う。
始まると、小学生以下の子供を連れた家族がたくさんくる。区域でお買い物をしてくれた人には、わなげ券を買って渡すことになっているので、子供がわなげをしたいというと、大人が何かを買うというルートができていた。

お店のブースにがちゃがちゃを置いていたので、子供がやりたがることが多かった。何が当たっても嬉しそうにする子供たち。

線路祭ではお餅つきもやっていて、職場の人が貰ってきてくれた。それからお昼にはおにぎりセット。いっぱい食べて満腹になりかけた頃、豪雨になって、撤収。

途中、近くでやっているイベントに顔を出し会ってみたかった映画監督に会いに行った。会えて嬉しかった。

早めに終えたので、お店で片付け。
それから事務仕事を少しだけした。
なんだか職場の人と楽しく話しながら片付けをしている時間が穏やかで楽しかった。

打ち上げでお店の人たちと焼鳥屋さんへ行く。黄緑色の暖簾が表は陽に焼けて明るいのに、裏は濃いままだった。ガラス張りのお店だったので、それを中の席から眺めた。
焼き鳥やさんでは、おでんややきとり、ラーメンまで食べた。焼き鳥は食べたいのを選んだ。
こころ、つまり心臓を選んだ。
ももよりも血の味がした。獣の味。
もものほうが断然美味しかったけど、なんだか今の自分には合っている気がした。
5時からお店に入り19時半ごろに出た。
出る頃には暗くなっていた。

帰り道、掛け持ちしているもう一つの本屋の前を通るので寄った。そこで締め作業をしている2人にだらだら話しをした。
2人にお菓子を買っていった。いつもありがとうの気持ちがなんとなくあり、2人にあげたい気持ちになった。2人はなんでというので、「いつもお世話になってるから」というと、「急に距離感、!よそよそしい」みたいなことを言ってた。
2人は機械と格闘したり、金銭の計算が合わず苦戦していて、私は傍ら売っている本を読んだりした。

トイレを借りようとお店の階段を上がると、なんだか今日は穏やかだなと思った。
朝、電車に乗っている時に薬を忘れたことに気づいて不安になったはずなのに!すごい。
私は2つの場所で働いていて、2つの職場が近い(歩いて5.6分)。この街に2つの居場所があるのかもしれないと思った。そんなふうに思えるようになれたことを嬉しく思った。

2つの職場の雰囲気は違う。すごく遠くにはいないけど、似てはいない。同じ動物園の中にいる、違う動物たちみたいな距離感。
例えば一つ目のところがライオンやトラがいるエリアだったら、もう一つは鳥のエリアみたいな感じがする。
それがずっと気がかりだった。何者かになる必要はない。だけどわたし自身が私を分かっていないことがずっと不安だった中で、どちらかに身を固めてその流れに沿った方が私はわたしのことが分かるのかもしれないとずっと考えていた。私はわたしのことが分かりたかった。不安だったから。
ずっとどっちかを選んだら、楽になれるのかもしれないと考えていた。

だけどそうじゃなかった。どっちに行っても、私は私として存在していいということを、最近感じ始めている。私は鳥にならなくても、ライオンや虎にならなくても、そこにいられる。それは、そこにいる人たちみんなに言えることだ。

でも、2つの職場に共通して言えることは、"やりたいことをやっていい""自分のやりやすい方法でやってくれたらいい"と言ってくれるところだ。私はよくこの2つの場所に辿り着けたと今は思う。

帰りの電車で日記を書いていたら、乗り過ごした。でも別にいい。


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