見出し画像

季語: 曼珠沙華、狐花


① 曼珠沙華本番の日のトウシューズ


② 南吉の里染めなせる狐花

(なんきちのさとそめなせるきつねばな)

◆◆◆◆◆

① 今日の紫乃さんの記事の中の、曼珠沙華の苞の写真を見て、バレリーナの足の甲を連想しました。
バレエをやっていた友人が、トウシューズを複数持っていると話していたこと、そして、子どもの頃、トウシューズをやっと履けるくらいまで数年間バレエを習っていた時の、私の人生最初で最後の赤いトウシューズも思い出しました。
天界に咲く花やおめでたい兆しに、バレエの華やぎ感も重ねました。


② 類想覚悟。
新美南吉の「ごんぎつね」に、彼岸花が出てきます。
この舞台になったという、南吉の生誕地、愛知県半田市の矢勝川沿いには、300万本の彼岸花が植えられているそうです。その画像を見て、詠みたくなりました。
「染め成す」=染めて(その色に)仕上げる。

(講談社、『日本の名作童話』より)


◆◆◆

トップの画像は、笹団子さんのイラストをお借りしました。

今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます。ご感想やご意見など、よかったらよろしくお願いします。