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季語: 花うばら、野茨、と、推敲(どぜう鍋)


① 花うばら子うさぎ隠しただしづか

→ 投稿直後に、はっと気づきました。
「うさぎ」は、冬の季語でした!!!

② 野茨やフルート選ぶ女学生


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① 裏庭に、「Red」という名前の、バラ科のお花が植えられています。花の形は茨の花に似ています。今週に入って、ようやく少しずつの開花。3日ほど前にその写真を撮ろうと近づいたら、何かがさささっと動く音...。

びっくり。どこから来たのでしょう、ちっちゃなうさぎがいました。怖がっているのか、微動だにせず気配を消していました。1時間後くらいに見に行っても、完全に同じ状態。
その日はもう見るのはやめて、翌朝見たら、いなくなっていました。
棘のある中に隠れて、痛くないのかしらとかわいそうに思ったけれど、棘があるからこそ手を出せない。棘が守ってくれていた、ということなのかも。
という出来事を思い出して、詠みました。

② 吹奏楽部の中で、フルートは人数も多くて華やぎもありながら、音は意外と控えめ、というイメージがあります。フルートを始める女学生に、これから咲いていく、野茨の清楚な雰囲気を重ねてみました。

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推敲(どぜう鍋)

◇元句: 君がため泥鰌鍋気合ひの厨
→ 君おもひ気合ひの厨どぜう鍋(紫乃先生)

◇元句: 泥鰌鍋小骨巧みに躱す箸
→ どぜう鍋小骨巧みに除ける箸(よねちゃん、鶫さん)

今回も、たくさんのご感想やアドバイスを、本当にありがとうございました。

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トップの写真は、今朝のRedです。

今日もお読み下さり、本当にありがとうございます。よかったらご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いします!