見出し画像

【俳句幼稚園弐: 「つ」】


① 月並みな言葉みじかく根深汁

(根深汁/三冬)


② つかつかと黒のヒールや雪起し

(雪起し/三冬)


◆◆◆◆◆

① 「つ」と言ったら「月並み」が頭から離れなくなってしまいました。
「月並み」という言葉、なんだか月に申し訳ないような気がします。また俳句の世界では、古い俳句や平凡な俳句という意味で、「月並俳句」という言われ方もあるとか。
句の中に「月並み」を使うのは、さてどうなのでしょう。
葱全般大好きです。細めの青葱は地元スーパーでも手に入るようになりましたが、太めの葱は、ここでは滅多に見かけません。

② 昨日学生時代の仲良しから、彼女の以前の職場での人間模様のあれこれを聞いたからかしら、「つ」で、つかつかと歩み寄っていく女性の姿が浮かびました。
「雪起し」は、北の地方での、雪の降る前触れのような雷のことだそうです。句に合っているかどうか!?

◆◆◆◆◆

今日もここまでお読み下さり、ありがとうございます。
よろしくお願いします!