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✈︎型・その1 応用型(2)⑥: 堅雪、余寒


堅雪よ赤また赤の信号よ

(堅雪/初春)

春になって解けかけた雪が夜間の冷えで凍り、堅くなった状態をいう。雪国では「凍み渡り」といって、足を抜かすことなく雪原を歩いたりする。

kigosai


余寒あり色鉛筆を削りをり

(余寒/初春)

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一句目。
「よ」という切れ字が二回。

【上五〔季語+や以外の切字or活用の終止形〕・下五〔名詞or動詞or形容詞など
二物衝撃:中七・下五は、上五の季語とは全く関わりのない内容。】

この型に当てはまっているかどうか、わかりません。

二句とも、昨日と今日の、私や家族のできごとです。昨日は気温が10度を超えてポカポカ陽気だったのに、今朝起きたら真っ白な雪景色で驚きました。

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