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季語: 糸蜻蛉、と、推敲(どくだみ)


① 満点の大技成るや糸蜻蛉


② 糸蜻蛉この季に映ゆる佇まひ

(いととんぼこのきにはゆるたたずまい)

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糸蜻蛉を実際に見たことはなく、今日もグーグルに頼りました。

① 糸蜻蛉が止まっている姿の写真を見ていたら、まるでこれから鉄棒の大車輪か、跳馬か。何か大技に挑むように見えてきました。

② 青、水色、緑、オレンジなどの色の糸蜻蛉。夏の青々とした木々や水辺、太陽に、似合います。翅を合わせてぴんと背筋を一直線にして止まる姿は清々しいです。

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推敲(どくだみ)


◇元句: どくだみや足元揺るぐ独裁者
▶ どくだみやバスチーユへと群衆は
▶ どくだみやルーズベルトのゐる書斎(鶫さん)

◇元句: どくだみの涙のごとき白き蕾
▶ どくだみの涙のやうに白き蕾 (鶫さん)

このどくだみの句の時も、「コメント欄は宝物」を改めて実感した次第です。よかったらコメント欄をぜひご覧ください!

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今日もここまでお読み下さり、本当にありがとうございます。ご意見やご感想など、どうぞよろしくお願いいたします。