合格するのはこんな人

合格するのはこういう人

資格試験にどういう人が受かりやすいのか。合格者についてのイメージがガラッと変わるかも! 受かる人は受かるべくして受かっている。どういうことなのかをお話しましょう。

まずは目次を紹介します。

【1】あきらめれば合格できる
・足してばかりの悪循環
・足してダメなら引いてみよう
・合格する覚悟の程度が知れる

【2】資格試験で最も力を発揮できるのは「途上」の受験生
・マジだから緊張する
・本試験なのに緊張しないワケ
・途上こそが最強説
・雲の上の人だってまだ途上
【3】はやく素直になれば合格できる
・歳を重ねるほど人は頑固になる
・人間はそもそも変わりたくない生き物
・「変わる」のはこんなにも難しい
・まずは言われたとおりにやれ

資格受験の準備では当然に過去問題を解きますよね? 出題傾向や試験の癖を知るには不可欠だからです。では合格者については? 「他人は他人、自分は自分」と我が道を突っ走りますか? そこは脇見をしてみましょう。傾向と対策には成功者(合格者)をみるのがいちばんです。

ということでさっそくはじめましょう。

【1】あきらめれば合格できる

「あきらめなければ」の間違いじゃないの? いいえ「あきらめれば」で正解です。ヒントは足し算ではなく引き算。どういうことなのか?

■ 足してばかりの悪循環

一般的に新年になると資格講座のCMが一気に増えます。新しいことに挑戦しようという心理に合わせてのそれですね。挑戦するきっかけとして皆が始める時期に一緒にというのもいいでしょう。「周囲がやってるから自分も」は良い環境においては大きな力を発揮します。

こうして新たに資格検定試験に挑戦しようと決めたとして、それだけでは足りません。では何が必要か。決意にプラスしていくものは何なのか?

実はここが大事なポイントです。何かを達成するには何かを足していかなければならないという考え方を少し疑ってみませんか?

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