やらしー!(24.02.08)

・『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』を観ました。なんだかんだでこういう後日談的な限定公開の特撮映画、観るの初めてだ。復活のコアメダルも結局観なかったしな。客層は「あの頃少年だった今のオタクたち」みたいな男性が殆ど。女性は少なかった。

・映画の感想。ネタバレ含みます。




・や! よかったです! BGMの入れ方といいモアレの取り込み方といい、きっちり555の正統派続編って感じだった。私は仮面ライダー4号も大好きなんだけど、あれはやっぱりドライブの一作品だったし。今回は井上敏樹色満載でああ〜これが555なのねって思えた。

・やはり海堂の存在がかなりいい味を出している。なんでオルフェノク状態でポロポロ卓上調味料が出てくるんだよ。「お前が乾に一発ヤらせてやればよかったんじゃねぇのか!」「おい!」「ごめん!」ってところめっちゃよかった。海堂の短慮さと純粋さといいやつさのバランスって本当に唐橋さんだからこそだよなと思う。
 本当に何も見ずに行ったので北崎さんが出ることを知らなかったのだが、黒ベェの村上幸平とレボライ平等院鳳凰の藤田さんが同じ画面にいることとなり、つい最近彼らを生で観ていたものとしてはレボライじゃんとちょっとウケた。最初「え、まさか北崎さん……!? でも襟がある! 襟が……!」ってなった。
 二代目(?)スマートレディはアニメ声でより親しみ深いキャラクター感が増しててかわいいですね。初代スマレは「おねえさん」だったからな。夜のお呼び出しで眠たそうな感じだったのかわいかったです。

・真理には人間でいて欲しかった気持ちがあったんだけど、巧が「助けてくれ」を言うためにはああしかなかったのかな。
 本編で真理が自分がオルフェノクじゃなかったことに安心してしまい、そんな自分を嫌悪するシーンがあって、あそこがとても好きだったんだ。そんな真理の人間という存在に対する執着がちゃんと描かれて剥き出しになって、その上で乗り越えるっていうのはすごい特別な意味があったと思う。

・でも私お二人が夜をお過ごしになられたのでかなりショックを受けてしまって、帰ってからもやもやし、寝て起きてまだもやもやしてる。
 いや、なんか……この二人って精神的なつながりでいてほしかったというか、でも井上敏樹ならそうなるよな〜と思ったりとか、いやでも二人……そうなんすか!? っていう……ショックだ……近所の公園で遊んでくれるお兄さんとお姉さんのヤラシーところ見てしまったみたいなショック……。

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