すみギルティーレスキュー(22.10.29)

・同僚に、川崎でやってるすみコラボに付き合ってもらった。決まった時間で決まったすみっコに会えるキャラクターグリーティングがあって、抽選で30組が撮れるというやつで、いやしかし結構並んでるし前方結構外れてるし外れるだろうな〜と思ってたら、当たった。声出た(本当に)。
 今日はえびふらいのしっぽの当番。あげっコ推しの私のためにあるような日である。すみっコのきぐるみに会うのは全く初めてで、正直見た時にちゃんとテンション上がれるか自信がなかったのだが、いざ会ったらもう「かわいい〜」しか言えなくなってしまった。
 足が短いから、位置につく時はなんとなくよちよち歩き。それでも観衆から自分の大きなぬいを持っている人を見つけ出しやはりよちよち歩いて行ってお辞儀していた。グリーティングのターンでは客が「かわいい〜!」とか言ってると、お姉さんが「褒めてもらってるよ! 恥ずかしいね……!」とか言ったり、私のターンでは「小さいえびふらいのしっぽととんかつを連れてきてくれたよ!」とか言ってくれた。私は普段からぬいぐるみに話しかけたりしているので、「ごめんねえびちゃん単体で撮らせてね!」「はい、チーズ!」とかいう声がけをスムーズに行うことに成功した。単体で撮るときはお姉さんも「えびふらいのしっぽだけで撮ってくれるって!」などとサポートしてくれた。
 えびふらいのポーズの取り方、片方のあんよを持ち上げて体重をかけるような形で、ちょけるのが苦手な子が一生懸命元気な姿を見せているようで本当にかわいかった。去り際に「ばいばーい」と手を振ったらぱたぱた振り返してくれた。かわいかった……。

・コラボメニューも食べたのだが、

 普通にめちゃボリューミーなのである。これはとんかつのメニューなのだけれど、パンフレットを見る限り他のラインナップも似たようなもので、「川崎の人間みんな大食いなのか……?」とちょっと思った。中盤で「なんか腹いっぱいだな……」と感じ始めた時点でカレーの残りがおよそ半分だったので不安でいっぱいだったが、綺麗に完食することができた。

・日々思うことだが、すみっコぐらしは食育に良い。とんかつ、えびふらいのしっぽ、たぴおかを始めとした「お残しされて悲しい思いをしたキャラクター」の存在が、普段食事をする時にも「このパセリ残したらすみっコになっちゃうんだろうな……」とかいう想像を働かせてくる。しかし人間食べられるものばかりではない。そこであじふらいのしっぽとかさとう店長とか、残されてなおポジティブなすみっコが輝くわけだ。すみっコを生み出してしまった罪悪感を包み込んでくれる存在、それがポジティブなお残し組……。

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