麻酔は甘い(22.11.21)

・今日は休みだったので、胃カメラの後はずっとちくちくちくちく……というわけでぬいの試作ができた!

 思ってたよりずっと綺麗にできて嬉しい。骨も入れられたので、上下を向けるし手足も動く。嬉しい……。今回縫ったのは縫い代なしの型紙だったので自分で縫い代をつけたのだが、明らかになしでかがり縫いをしたほうがいい場所もあったので今後に生かす。足の裏・股間・わき・腕は明らかにない方が良かった。頭はあって良い。あとワタはもっと思いっきり詰めた方が良い。

・胃カメラの話。
 母から絶対鎮静剤使った方がいいよ! とおススメしてもらったので使ったけど、まあ普通にしんどかった。鼻に麻酔を兼ねた滑りを良くするジェル的なやつを入れられたんだけど、その時からずっと最悪の鼻風邪をひいた時みたいだった。けどそれ以外の記憶はまるでない。鼻に異物がある感覚だけが鮮明だった。
 母は鎮静剤で眠ってしまうとのことだったけど、私は前回の大腸内視鏡の時も今日も朦朧とするだけでずっと起きていたから効きにくい体質なのか〜と思ってたところ、酒飲みの方が効きにくいと小耳に挟んで、ない話ではないなと思った。先日読んだ『アイアム精神疾患フルコース』(感想書いてなかったけど面白かった。全体的に笑い事ではなかったのでそう言っていいのかわからないが、商品として出ている以上面白がっていいのだろう)に、普段からお薬をOD等しすぎて堕胎手術の最中目が覚めてしまったという話があって、笑い事じゃねえ〜……と思ったのだが、その端っこの味のない部分くらいの共通点を見出してしまった。私への鎮静剤の効きは医療行為に支障をきたすような話では全然ないし、その『酒飲みに〜』というのも眉唾ではあるが。

・先述したジェルを投入される時「麻酔の効果もあります、喉まできたら飲み込んじゃってください」と言われたので「エッ麻酔飲むの!?」と思ったが、飲んでみれば歯医者の麻酔と同じあま〜い味がして、「これ知ってる!」と思った。あれって麻酔本来の味なのか? それとも患者のために後から味をつけられたのか。なんとなく前者の方がいいなと思う。麻酔という概念と、あのぼんやりとした甘さはかなりマッチするような気がする。健康に悪そうな不健全な甘さ。医療行為に使うもののはずなのにな。

・胃カメラ後、百均をうろついているときもずっと副鼻腔炎みたいな感覚が抜けなかったが、博多豚骨ラーメンを食べたらかなり良くなった。つい最近、魚介ベースの濃厚なスープはあまり好みでないと気づいたところだ。どうでもいい話すぎる。

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