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大切なことは「好きになること」

今年で25周年を迎えた「わかさ生活」の社長 角谷が、従業員に話してくれる「豊かな心」になる話を毎週紹介しています!

新しい仕事を始める時、何を大切にしていますか?

「相手の話を聞く時はメモを取る」「5分前行動をする」「身だしなみを整える」などいろいろ意識して取り組んでいることがあると思います。

新しいことを始める時はワクワクしますよね。
 
わたしは仕事に対して、大切にしている考え方があります。

仕事とは「好きになること」「気づくこと」「常に考えること」「深掘りすること」「継続すること」「共有すること」「進化させること」この七つの考え方です。

中でも、一番大切なのは『好きになること』です。

自分の会社の商品を好きにならないとアイデアは広がりません。
 
なので、入社したスタッフには最初に「まずは商品を好きになってください」と言います。

実際に商品を注文し、届いて箱を開く瞬間、口にいれた感触、その後の気づきなど自分でまずは感じることが大事です。

お客さまと同じ体験をするのです。その中で商品を好きになっていってもらいます。

商品を知ることで、自然と商品知識も身につきます。
そして、自分が感じたことを自分の言葉でお客さまに伝えてもらいます。

会社でよくある定例文を暗記するのではなく、自分の言葉で伝えるのでお客さまにも伝わりやすくなります。
 
わかさ生活ではその考えを大事にしているので、新しい商品が誕生する際は商品担当から全スタッフ対象の勉強会を実施しています。

商品を企画したスタッフから誕生の想いやこだわった点、苦労した点などを話してもらい、参加したスタッフには実際に商品を必ず試飲してもらいます。

私も新しい商品はすべて味わい、試しています。

なぜなら、自分が試してお客さまにお届けしたいと思えない商品はお売りしたくないからです。
 
多くの商品がある中で毎回、勉強会の機会を設けるのは大変ではないかという声もあります。

しかし、商品を知って好きになってもらう機会を作るのと作らないのとでは断然売上も変わってきます。

機械的な対応で人は動かないのと同じで、スタッフの熱のこもった話を聞くことによりお客様さまは安心して商品を続けていただくことができるのです。

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