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Year2021 -G-

セミナーの受講がどんどん進んでいった、7月初旬。会社の先輩が連絡があった。「入社日って、いつだった?」。言っている意味が分からなかったが、なんとなくあーもしかして、と思い「どうして?」と、返信した。会社のイントラネットに「早期退職」の募集案内が掲出されていると。なるほど、条件が色々と書いてある。ざっと見たところほぼ該当していたが、一点だけ確認しないといけないことがあった。「勤続年数」だ。

センシティブな案件だけに人事部に問い合わせではなく、人事部が外部に委託したであろう相談窓口が設置されており質問等はそこにメールすることになっていた。質問は二つ。①「勤続年数の観点から私は対象者になりますか?」②「現在海外出向中ですが、対象者になりますか?」

回答はどちらもYes。勤続年数については入社日から換算すると対象者になりうる勤続年数に1日の寸分狂わず「ちょうど」だと。わかりやすく言うと、入社日が1日遅ければ対象者じゃなかったのだ。驚いた。うーん、これは、こういうのは「機会」として捉えるべきじゃないか、その思いが強くなった。ただし②の回答はYesであったが、ここにはかなりの難題を抱えていた。

一筋縄にはいかない。

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