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助動詞を理解しよう!part⑤ 「would rather」「had better」「dare」

今回は、英語の助動詞「would rather」と「had better」と「dare」 について、大学受験生や英語を勉強している人向けに、わかりやすく解説。
本記事ではそれぞれの助動詞のニュアンスや使い方を詳しく解説しているので、英語の勉強をしている方は必見!
<助動詞を理解しよう!>シリーズも今回で最後。
完全マスターを目指しましょう🎶


「had better」:〜した方が身のためだ

①(必ず)〜すべき(強い助言)

You had (=You'd) better phone to say you'll be late.
 (遅れることを電話すべきですよ) 

②〜した方がいい(さもないと・・)<警告・脅迫>

You had better help me with this job as soon as possible. Otherwise you'll get fired.
(今すぐにそこ仕事を手伝った方がいい、さもないとクビになりますよ)

  ⭐️義務の意味の助動詞ランキング

①You must go.(絶対に行ってください)
②You had better go.(行った方がいい<さもないと・・>)
③You have to go.(行かなければなりませんよ)
④You need to go.(行く必要があるよ)
⑤You should go.(行くべきですよ)

③〜した方がいい<気遣い>

If you have a toothache , you had better see the dentist.
 (歯が痛いなら、歯医者に診てもらった方がいいよ)

  ⭐️否定型:had better not do〜「〜しない方がいい」

 →ちょっとした脅しもしくは切迫した感ある
You had better not go out after dark.(暗くなったら外に出ない方がいい)
⚠️気遣いのつもりでも誤解されることあり。目上の人には使用しない。助言のつもりならshouldなどを使った方がいい。

「would rather」:できれば・・したい、むしろ・・したい

①would rather do A ( than do B):主語は(Bするよりは)むしろAしたい 

    ⚠️doは原形動詞  主語は一人
As it is raining , I would rather stay at home (than go out).
 (雨なので外に出るよりはむしろ家にいたい)

Aさん:Let's go out for lunch!(ランチを外で食べようよ!)
Bさん:Umm, I'd rather eat at home(うーん、家で食べたいかな)
*主張しすぎず相手に自分の意見を言いやすい表現。「できれば・・・」感を出せる。
I want to eat at home.だと意見を主張した冷たい感じを与えることも

   ⭐️否定型:would rather not do A:「(むしろ)Aしたくない」

I would rather not see this movie.(私はむしろこの映画を見たくない)

   ⭐️疑問型:(疑問詞)➕Would ➕主語➕rather・・?

Would you rather have tea or water?(お茶と水、どちらがいいですか?)
  ⤵︎「would rather」で答える
I would rather drink water.(水が飲みたいです)

<疑問詞との組み合わせ>
What would you rather do today?
(今日するとしたら、何がしたいですか?)
Where would you rather go today?
(今日出かけるとしたら、どこに行きたいですか?)
Who would you rather go out with today?
(今日出かけるとしたら、誰と行きたいですか?)
Which would you rather drink, cold water or hot water ?
(飲むとしたら、冷たい水と白湯どっちがいいですか?)

    ⭐️類似表現「I prefer to〜」「would like」と比較

I would rather watch soccer than baseball.(できればサッカーの方がいい)
I prefer  watching soccer to baseball.(どっちでもいいけどどちらかと言うとサッカーがいい)
I would like to  watch soccer .(サッカーが見たいです。)
would like は<want to>の丁寧な表現。比較対象があるわけではない単なる好み・希望「〜したい」

②would rather 節(S+V):「誰々に〜してほしい」「誰々が〜してくれたらいいのに」 主語は2人以上

  ⭐️(未来・現在の願望):would rather ➕仮定法過去

「誰々が〜ならいいのに」
I would rather my sister told me the truth. 
 (妹が私に本当のことを話してくれたらいいのに)
I would rather we went to Kyoto for vacation next month.
 (来月、休暇に京都に行けたらいいのにね)

  ⭐️(過去の願望):would rather ➕仮定法過去

「誰々が〜だったら良かったのに」
I would rather you had gone to the meeting.
 (あなたが会議に行っていれば良かったのにと思う)

  ⭐️否定型:that節で否定

I'd(=I would) rather you didn't go to the meeting.
 (私はあなたに会議に行ってほしくない)

dare:助動詞としては否定文と疑問文で使用

①否定文:主語➕dare not do 「主語は〜する勇気がない」
I  dare not (=daren't) go there.(私はそこへ行く勇気がない)

②疑問文:Dare  主語  do ・・・?「主語は〜する勇気がありますか?」
試験に出題される助動詞「dare」は
How dare 主語 do ・・?「・・するとは厚かましすぎる」の形がほとんど
How dare you say that!(よくもそんな口がきけるな!)

まとめ

以上、英語の助動詞「would rather」と「had better」と「dare」の解説記事でした。今回で<助動詞を理解しよう!>シリーズも終了。
他の記事でも要点をまとめた講義が満載ですので、ぜひチェックしてみてください。次回もお楽しみに!



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