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ある約束を卒業の時にした、高校の恩師と私のお話。


こんにちは。初めましての方も、2回3回投稿を見ていただいていた方も、
今回の投稿を見ていただいて、ありがとうございます。

今回はタイトルにもなっていますが、恩師のお話をしたいと思います。

どんな高校に通っていたのか


私の通っていた高校は通信制の高校(フリースクール)でした。
一軒家を利用したアットホームな雰囲気の高校でした。先生との距離も近く、友達感覚の先生が多かったです。
授業をするときはちゃんとして、当時はそれが普通でしたがメリハリがあったかなと今では思います。


高校がどんな感じの学校かということは、ここくらいまでにして本題に入ります。



ここでは先生の事を、T先生と呼ぶ事にします。

自分の気持ちは後回しだった高校までの時間


私は何か辛い事やしんどい事があった時、色んな経験をする中でT先生と出会うまで、「私が我慢すれば周りはそれで上手く収まるし、迷惑もかけない 自分がどうしたいかとかいう気持ちは後回しでいい。」と思って、保育所と小中学校を生きてきました。

でも高校でT先生と出会った事で、少しずつ考えを改められるようになりました。

T先生が教えてくれた事


それは、
自分の本当の気持ちを大切にする事の大切さ」です。

「自分の気持ちを犠牲にしたら、心の中のわかなちゃんが悲しむよ。」
とT先生は私に言いました。
そう言われてからも、自分の本当に思っている事を、言えず迷惑をかけてしまう・・・と相談できずにいた私に、その都度声をT先生はかけてくれて、何度も私に「わかなちゃんはどうしたい? ほんまの気持ちを言っていいんやで」と聞いてくれました。
そうやって聞いてもらっている内に、躊躇してしまうもののしんどい事や辛い事があった時には、自分から相談できるようになっていきました。(自分から相談できるようになるまでには凄く時間がかかってしまいました💦)
初めて自分から相談ができた時、「わかなちゃん、それでいいんやで」とT先生は私に言ってくれました。
これでいいんだ・・・と思う事ができて、自信がついて卒業する頃には自分から相談する時も、躊躇なく相談できるようになりました。
(先生が忙しいのは、十分分かっています。それを分かった上で躊躇なくという意味です)

T先生のおかげで、私は変わる事ができました。
もしT先生と出会っていなかったら、私はずっと自分の気持ちは後回しにして生きていたと思います。
忙しい中、私の話を聞いて何度も相談に乗ってくれて私と向き合ってくれた先生には、本当に感謝しかありません。

卒業式での約束


T先生と約束をしました。
その約束は「自分の本当の気持ちを大切にする事」
これだけT先生と約束して。と言われました。

なので、私は今もその約束を決して忘れる事なく
しんどいときや辛い時、自分がどうしたいのか分からなくなってしまった時は、T先生が心の中に現れて
「わかなちゃんはどうしたい?」
と聞いてくれて自分の気持ちに気づけたり、先生が心の中に現れない時もあるのでその時は、自分自身でT先生とした約束を思い出しながら、
「私はどうしたい?」と聞いて自分自身の気持ちに気づいたりしています。
T先生は私にとって、自分の気持ちに気づかせてくれる大切な恩師で、この言葉が道しるべです。
自立訓練を辞めて就労移行支援に行く時も、体調が悪くなって辞める時もT先生の言葉を思い出しながら、決断しました。
きっとこれからも、大事な決断から普段の悩み事までこの言葉が、道しるべとなって、私を支え続けてくれる事になりそうです。


大切な人の言葉を思い出す


みなさんも、辛かったりしんどかったりすると
自分がどうしたいのか、分からなくなってしまう事って、あると思います。
そんな時は私のように、大切な人の言葉を思い出してみては、いかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
読みにくかったら、申し訳ありません。

わかな





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