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水のない生活

昨日の朝から
住んでいる地域全体で
水が止まった。

水道から
水が一滴も出ない時間が
35時間も続いた。

タイでは停電や断水はよくあるけれど
いつも2,3時間程度で復旧する。

これだけの時間
水が止まったのは
初めてだった。

いつも当たり前のように使っている水が
止まって思うことは、

私たち人間は
あらゆるところに水を
使っているということ。

飲み水はもちろん。
衣類を洗う水
食事をつくる水
汚れた食器や調理具を洗う水
顔や体を洗う水
歯を磨く水
掃除をする水
トイレの水

No Water No Life

水がなければ、
人間の生活に必要な
ほとんどのことができない。

生活が一時停止した状態だ。

電気が止まると、
部屋の明かりや
エアコンなど
電化製品が使えなくなる。

今の人には
当たり前でも
昔の人は電気なしで生活していたわけだし

今でもアメリカのアーミッシュなど
電気を使わない生活を
している人はいる。

近代文明を追わなければ、
電気がなくても
生活は一応できる。

でも、
水を使わないで生きている
人間、生物はいない。

日本も含めアジアは
水が豊かな国が多い。

水道料金も安く
祭りなど色んな行事で
水をふんだんに使う。

一度使ったタオルをすぐ洗濯する人
頻繁にシャワーを浴びたり
お風呂に入る人
水をたくさん流してお皿を洗う人

(これをオーストラリアなど
水不足の国でやると
同居人に怒られます)

それだけ私たちは
水が当たり前にあるものだと
思っている。

当たり前だとつい
その価値を
忘れてしまう。

35時間後、
蛇口から
ドバっと濁った水が
勢いよく出てきた。

命の水が
やっと我が家に
帰ってきた。




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