見出し画像

週間モーサテダイジェスト 1/31

おはようございます。JUNです。一週間のモーニングサテライト(テレ東 月~金 05:45~07:05)を株価の情報を独自にまとめました。

週末の終値(先週末比)


NYダウ終値👇
29日(金) 29982 (-1014  -3.27%)

ナスダック終値👇
29日(金) 13070 (-473  -3.49%)

S&P500終値👇
29日(金) 3714 (-127 -3.30%)

日経平均👇
29日(金) 27663 (-968 -3.38%)

一週間の振り返り


週末米国3指数の終値を先週末と比較すると3%以上の下落となる。ダウは3万ドルを割り込む。3万ドルを割り込むのは約一か月半振り。
株安の背景にはボーイング等決算が悪かった事もあるが、一部の銘柄(ゲームストップ等)で株価が乱高下した事が要因。
ロビンフッド等のネット証券が対象銘柄の取引制限次第で株価が乱高下する一週間となった。
米国証券取引委員会(SEC)はこのような仕手戦に規制をするようだが規制の対象が個人投資家のみで機関投資家は規制の対象にならない事を問題視する声もあがっている。
アメリカで起きたこの騒動の影響を受け、日経平均株価も下落する形となった。

米国の2020年のGDP速報値はマイナス3.5%と発表。


来週の予定


1日
(米)1月ISM製造業景気指数

3日
(米)1月ISM非製造業景気指数

5日
(米)1月雇用統計

気になる言葉【VIX指数】

今週の株式市場は株価の下落が目立った。株価が下落すると必ず注目されるのがVIX(ヴィックス)指数だ。
今週はVIX指数を気になる言葉に。
VIXのVとはVolatility(価格変動の度合い)を指しておりボラティリティ・インデックス、つまり価格変動指数を表している。
VIX指数はS&P500の銘柄を対象にその値動きの計算をしている。
VIX指数は別名「恐怖指数」とも呼ばれ投資家心理も表している。
2019年は概ねVIX指数は10台を推移する事が多かったがコロナショックの時には80を超え、リーマンショックの時にも80台後半を超えていた。過去には同時多発テロの時にも50近いVIX指数を記録した事もある。
このように投資家が不安を抱えるとVIX指数は上がる。
今週は株式市場がやや荒れた。VIX指数は30を超える場面もあり投資家の心理を垣間見る事ができる。

ただ2020年以降VIX指数は20を超える時が多く今までのVIX指数が当てにならないかもしれない。
一方、長期的にみるとVIX指数高いときに株を買うと値上がりしやすいというデータもある。
多くの人が恐怖を感じるときに逆の行動をするというのは勇気を(或いは狂気を)伴う。
各々のリスク許容度を自問するというのが大切だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?