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週間モーサテダイジェスト 12/20

おはようございます。JUNです。一週間のモーニングサテライト(BSテレ東 月~金 05:45~07:05)を株価の情報を中心にまとめました。



週末終値の比較


NYダウ終値👆
11日(金) 30046
18日(金) 30179 +133(+0.44%)

ナスダック終値👆
11日(金) 12377
18日(金) 12755 +378(+3.05%)

S&P500終値👆
11日(金) 3663
18日(金) 3709 +46(+1.25%)

日経平均👆
11日(金) 26652
18日(金) 26763 +111(+0.41%)

一週間の振り返り

注目のFMOC(15日~16日)では追加の緩和策は出なかったものの量的緩和は維持する姿勢をはっきりさせた。
またFMOCの声明では80億ドルの国債や40億ドルのMBS(不動産担保証券)の購入を続ける事も改めて明記された。
追加経済対策の合意近づくというニュースも好感され木曜日の終値は3指数揃って最高値を更新した。


来週の予定


22日
(米)11月中古住宅販売件数
(米)12月消費者信頼感指数

23日
(日)日銀金融政策決定会合議事要旨
(米)11月新築住宅販売件数

24日
(米)クリスマス前日で短縮取引

気になる言葉【デカコーン】


金曜放送のプロの眼のコーナーは世界のIPOと日本のIPOについて解説していたがその中でデカコーンという言葉が出てきたので今週の気になる言葉に。
ユニコーン企業(創業10年以内、企業価値10億ドル以上、未上場)はよく聞くのだがデカコーンは初めて聞いた。
内容の趣旨からユニコーンよりでっかいからデカコーンなのかと思っていたがデカ(deca)とは基礎単位の10倍である事を示す言葉らしくユニコーン企業の10倍、つまり100億ドル以上の企業価値がある未上場企業という事になる。でかいユニコーンというような軽率なネーミングでない事に安堵した。デカを使う言葉としてdecade=10年間の方が馴染み深いだろうか。
話は逸れるが100倍がヘクト、1000倍がキロ、1万倍がメガと続く。既にヘクトコーンという造語もあるらしく、その期待は大きい。
具体的なデカコーン企業としてバイトダンス(中国)、滴滴出行(中国)、スペースX(米国)、ストライプ(英国)等が挙げられていた。矢張り中国や米国でのデカコーン企業が目立つ。ちなみに先週上場したエアビーアンドビーもデカコーンだった。
日本政府としてもユニコーン企業のようなベンチャー企業を増やしたいらしく2023年までには20社を創出したようだが現状は4社という厳しい状況。
現状アメリカで245社、中国で117社と比べる寂しいしイギリスで24社、ドイツで12社、日本より経済規模の小さい韓国で11社、イスラエルで8社という数字を見ると矢張り日本の4社というのはかなり寂しい。
逆に言うと日本発ユニコーン企業はこれから伸びしろがあるという事にもなると思うのだがこの解釈もまた軽率な考えだろうか。

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