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週間モーサテダイジェスト 12/6

おはようございます。JUNです。11月30日から12月4日のモーニングサテライトを株価の情報を中心にまとめました。

週末終値の比較

NYダウ終値👆
27日(金) 29910 
4日(金)  30218 +308(+1.02%)

ナスダック終値👆
27日(金) 12205 
4日(金) 12464 +259(+2.12%)

S&P500終値👆
27日(金) 3638
4日(金) 3699 +61(+1.67%)

日経平均👆
27日(金) 26644
4日(金)  26751 +107(+0.4%)

一週間の振り返り

今週はダウ、ナスダック、S&P500指数の3指数全てが最高値を更新した。
上昇要因としてワクチンの実用化への期待、追加経済対策の早期の決着が期待されたことによる株価の上昇が目立った。
金曜日の雇用統計は市場予想を下回ったがこのことが逆に追加経済対策合意への期待を高め株価が上昇する。

来週の予定


12/7~12/11の予定
10日
11月企業物価指数(日)
ECB理事会結果発表(ユ)
11月消費者物価指数(米)

11日
11月生産者物価指数(米)
12月ミシガン大学消費者信頼感指数(米)

気になる言葉【ジャネット・イエレン】

バイデン氏に財務長官として正式に任命されたイエレン氏。74歳。先週イエレン氏が財務長官に指名されるのではというニュースの後、株価は上昇した。このイエレン氏を今週の気になる言葉に。
このいかにも包容力のありそうな笑顔と綺麗な白髪のおばあ様が指名された財務長官というポストだが日本における財務大臣に相当しアメリカの財政・金融政策を決める最重要ポストである(現在はムニューシン財務長官。今年は追加経済対策のニュースでお馴染みだろう)
実はアメリカにおける女性の財務長官は200年続く歴史の中で初めてだ。ちなみに初の女性FRB議長もイエレンさんである。そしてビル・クリントン政権では経済諮問委員会(CEA)の委員長も務めた経歴がある。CEA委員長、FRB議長、財務長官という経済の主要3部門担当する事(巷では3冠とも)になれば男女関係なくアメリカ史上初の事である。
つまり来年の8月に後期高齢者となるこのご婦人はアメリカの経済史史上とてつもない役割を果たすことになる。
さて気になるイエレンさんの政策の傾向だがハト派(金利を安易に上げない)と見られており主に雇用に関心があるようだ。ちなみにイエレンさんはニューヨーク、ブルックリン中流階級の出身である。
アメリカの雇用状況は当面の課題となる中、弱者への支援をどのように行うかイエレンさんの手腕に注目が集まる。
ちなみに私にはもう一つ気になる点がある。
今回イエレン氏が財務長官に就くと3代連続でニューヨーク出身かつユダヤ系という事になる。
単に偶然かもしれないが党派を超えてニューヨークとユダヤ系というのはアメリカ経済に密接な関係があるのかもしれない。

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