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週間モーサテダイジェスト 2/28

おはようございます。JUNです。一週間のモーニングサテライト(テレ東 月~金 05:45~07:05)を株価の情報を独自にまとめました。


週末終値の比較


NYダウ終値👇
26日(金) 30932(-562 -1.78%)

ナスダック終値👇
26日(金) 13192 (-682 -4.91%)

S&P500終値👇
26日(金) 3811(-95 -2.43%)

日経平均👇
26日(金) 28966 (-1051 -3.50%)

一週間の振り返り

アメリカの長期金利が一時1.6%を超え急激に上昇した事もあり株価、特にナスダックは先週末と比較して5%近く下落をしている。
日経平均株価も3万円を大きく割り込んだ。

来週の予定


1日
(米)2月ISM製造業景気指数

3日
(米)2月ISM非製造業景気指数
(米)ベージュブック

5日
(米)2月 雇用統計

気になる言葉【米国債】

このところモーサテでは金利情報のニュースが多い。特に米10年国債金利が取り上げられる。実際、金利の上昇を理由に株価は大きく下げた。今週は米国債を気になる言葉に。

まずアメリカの国債を発行しているのは米国財務省が発行が発行している。アメリカも日本と同じで国は借金をしないと資金が調達できない。
その為国債を発行する訳だが発行された国債は自由に売買ができ購入価格というのは市場で自由に決められる。
そして債券の大きな特徴として償還時(満期時)に額面金額という決められた価格で戻ってくるという事。
例えば100円の額面金額に対して50円の市場価格だとすると将来償還時に50円分の差額が出る事になる。この50円分の差額を元に利回りを計算をする(正確には利子や償還日までの年数を計算して利回りを計算する)

いずれにせよ債券の購入価格が安くなれば利回りが上昇し金利は上昇する。
モーサテで米10年債金利が上昇というニュースは裏を返せば国債が安く売られているという事になる。
金利の上昇は株価にマイナス要因(債券の金利上昇により株等のリスク資産よりも相対的に魅力が上がる、金利上昇によりお金を借りるコストが上がり企業収益を圧迫する等)とされているしグロース株はその傾向が顕著だ。
しかし債券を安く仕入れ高い利回りを期待出来るのという考え方もできる。
株を取引きする時と債券を取引きする時はまったく逆の考えになるのも面白い。

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