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老眼鏡をつくるのを拒否された話・・・

もう6月ですね。
今年前半の最終月と思うと、身が引き締まる想いです。なんといっても時間が経つのが早い、、、! なかなかに焦りますね、苦笑。

さて、今日も目のお話。というか、最近の私の目のトラブルの話は尽きないので、お付き合いいただけたら、、、! 今回つくっている「目のトラブル解決大全」を書いていただいた平松 類先生に取材をしながら、気になることがたくさん出てきて、眼科に定期検診に行ったり、朝のルーティンを変えたりと、「一生、見える目」でいたいと、色々と動き始めました。そのひとつがいよいよの老眼鏡づくり。これがまた厄介で、、、なんとつくってもらえなかったのです! これには驚き、、、でした、笑。


まず作れなかった理由がいくつかあるのですが、目の状態は自分が思うほど単純ではなかったというのが、一番の理由な気がしています。

時系列が結構大事(笑)なので、みなさまもぜひ老眼鏡をつくる際はお気をつけくださいね。


4月某日 18:00過ぎ
チェーンのメガネストアに駆け込む。視力検査をしてもらって、老眼鏡を選んでもらおうと思っていました。でも、いざ視力を測り、レンズを入れながら適切な度数を見てもらっていたのですが、、、困ったことに、どのレンズを入れても変わらないんです。え、そんなことあるの? と思ったのですが、店員さんには「本来なら、だんだんと見えるようになってきて、横軸が太く見えるはずなんですけど、、、本当に変わりませんか?」と聞かれる始末。えぇ、全くもって変わらないんですけど、涙。
というわけで、店員さんに測定不能を宣言され、眼科で処方箋をいただいてきてくださいと言われてしまったのでした。このとき、「今日は、お仕事終わりですか?目が疲れているのかもしれないので、日中に測るとまた違うかも」とだけ、アドバイスいただきました。とはいえ、ただの視力低下や老眼ではなく、病気なのか!?と焦ったのはいうまでもなく、怖くなって、即、眼科へ。


4月某日の翌々日 午前中
近所の眼科に予約を入れ、「老眼鏡が作れなかったので、視力検査をしていただきたい」とお願いしました。視力検査を行うと、「あれ、見えない、、、」と近視が進んでいることもよくわかり、さらに元々ある乱視も加速、、、そこに老眼も入ってきて、なんだかとても複雑な状況になっていました。先生曰く、「乱視が入っているから老眼の度数が選べなかったのかもしれない」と。
でも、いざ眼科で普通の老眼鏡と乱視矯正が入った老眼鏡をかけ比べても、大して差がなく、「どっちも同じくらいなんですけど?」と先生にお伝えすると、「じゃあ、処方箋書くと高くなっちゃうから、+0.1という老眼鏡を選べばいいわよ」とのことだったので、はて、メガネ屋さんで作れなかったのはなんだったんだろう? とこの時点ではまだよくわからなかったのです。


5月某日 夜(というか夜中!)
私はその後、既製品の+0.1の老眼鏡を手に入れたのですが、日中はあまり見えないと思うことがなくて、ほぼ使わずに過ごしていました。でも、やっぱり一日中PCやスマホ、タブレットを見ながら仕事をしていると、夜になると、俄然、見えにくくなってくるわけです。よし、出番! と老眼鏡をかけるものの、見えにくい、、、!! なんでなんだ? とわけのわからない状態に。ちゃんと眼科で測ってもらったときは、+0.1の老眼鏡でくっきり見えたはずなのに、どうして見えないの? と不思議で仕方なかったのですが、ひとつ思い出したことがあるんです。

私は裸眼でずっと過ごしてきたものの、30代のときに車の運転で夜だけ見えにくくなり、近くまで行かないと看板が見えなくて素通りしてしまうことが増え、いよいよ眼鏡かと、昔、つくりに行ったことがあったんです。そのときに「視力矯正の眼鏡をつくる必要はないと思いますよ。ただいちばん軽い乱視の矯正を入れておくといいかもしれませんね」とアドバイスされて、乱視矯正だけの眼鏡をつくったことがありました。確かに、日中は運転時でも必要なかったけれど、夜にかけると、めちゃくちゃ見やすくなったんです。

ということはですよ、夜になると乱視による見えにくさが倍増するってことなんですよね。だから、ただの+0.1の老眼鏡ではやっぱりダメだったんだなぁと´д` ;  夜、暗くなってから、または目を日中に酷使した後は、乱視矯正入りの老眼鏡が必要ということなのだと理解しました。眼科で測るときも、いつのタイミングで自分が見えづらくなるのか、という時間帯に合わせて行くのがいちばん効率がいいのではないかと思います。

わかってみれば、そうかぁ、そういうことだったのかぁとストンと腑に落ちたのですが、なかなか素人には複雑でした。

平松先生も仰っていた「目の状態は朝と晩で違う」ということを、身をもって体感した出来事でした。目の健康を維持するには、知っておいた方がいいこと、というのが結構あります。素人判断で「ただの視力低下」だと思っていたら、別の病気だったり、なんとなく調子が悪いなと思って放置しておいたら視野欠損していたりなど、40代以降ともなると、何かしらの目のトラブルは付きものになってきます。「あのとき、ああしておけばよかった、、、」という後悔が一番怖いものです。ちょっとおかしいなと感じたら、ぜひ眼科を訪れてくださいね。もちろん、本書をバイブルとしてお家に1冊置いていただくのもありです!笑 セルフチェック法も4つ掲載しているので、1ヶ月に1回、自分でチェックするのも、経過が見られておおすすめですよ。


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