「ラピスラズリの出会い」とご報告
石がとてつもなく好きです。
自然が育んだものなのに、鮮やかすぎるくらいの色だったり、
カッティングの美しさだったり、なんだか感じるパワフルさだったり、、、
見ていて飽きない、身につけているだけで高揚感のある石に
あっという間に魅了されていきました。
石にハマったきっかけはとにかく美しいものがただただ好きだったから、笑。
ハイジュエリーを眺めてはため息が出ていました。
編集部にいた頃、ダイヤモンド特集を先輩方がされていて、
その撮影用商品を見ながら、
素晴らしいダイヤという素材と洗練されたデザインに、
ものすごく癒されたことを今でも鮮明に思い出します。
とはいえ、幾つも簡単に買えるわけでもなく、
なるべく洋服を選ばない、コーディネイトに困らない
ダイヤモンドなどの無色系の石をよく選んでいました。
ですが、いつの頃からか、
「この石が気になる」「この石が見たいな（欲しいな）」
と思うようになってきた時期がありまして・・・
なんでそんな気分になったのかは自分でもよくわからないのですが、
上から降ってきた！みたいな感覚だった気がします。
それから、そんな直感を信じて、石（ジュエリー）を選ぶようになったんですね。
で、そんなときに、かつての私なら絶対に選ばなかったであろう
「ラピスラズリが見たいな」とふと思ったのです。
それまでの間、いくつかの運命的な石に出会っていて、
その度に「その石がもつ意味」を店員さんが教えてくれていました。
その意味が、まさに今の私に必要だった！と驚くほどにマッチした内容で、
石に感じるインスピレーションって凄いなって実感していました。
なのですが、今までの好きな石の傾向とはまるで違ったラピスラズリの場合は、意味から色々と調べました。
石言葉や石占いなど、さまざまなサイトがある中で、
方っぱなしから調べていった気がするのですが、
あまりピンとくる言葉がなくて、
私はラピスラズリを選んで、
どうしたいのだろう？
何を感じたいのだろう？
何を意味しているんだろう？
と若干、迷宮に入り込みそうな、ちょっと不安なような
そんな思いを抱いたんです。
なんで、いつもは石を見にいって、触れて、リングならはめてみて、
自分にフィットするかを感じて選ぶだけなのに、
今回はこんなにも意味を見出そうとしているのか、、、
自分でもよくわからなかったんですけどね、ちゃんと理由がありました、笑。
ピタッとハマる答え（私が求めていた意味）があったのは、、、yujiさんの書いた「ラピスラズリの深淵」というnote（ブログ）だったのです。
成長するために必要の無いものがあらゆる手をつかって
すべてリセットされる。
この一言にグサッとやられました、笑。
あぁ、そういうフェーズにいるんだなぁ、私・・・
そう思えた、というか、納得できる状態だったんです、当時。
いろんな迷いが渦巻いている中だったので、
あぁ、私が進もうと思っている道は間違っていないのかもしれない。
そう思えたラピスラズリ一大事（！）だったのです。
それからというもの、yujiさんの書く「石読み語り」が面白くて、楽しくて。
ずっと追いかけて読んでいたのですが、
お忙しいのか、まったく石関連のブログが更新されない、、、涙
と受け身で嘆いていたものの、
「あ！ 私、編集者だった・・・」とハタと思い出しまして、笑。
本にしてまとめたらいいんじゃないか！！と
まるで発明した！くらいの稲妻ピカピカな気持ちになったのを
今でもよく覚えています。
そして、yujiさんに実際にお会いし、無事に書いていただけることになり、
yujiさんの石への敬愛がたっぷりと詰まった
『運命を変える「石」の処方箋』（KADOKAWA）を
発売することが決まりました！！
本当に、本当に、編集者でよかった、と思った瞬間でした、笑。
ラピスラズリとの出会いがyujiさんへと導いてくれて、今があるーーー
ラピスラズリには頭が上がらない、、そんな気持ちでいっぱいです。
私自身は、久しぶりの書籍編集でしたが、
とても楽しく、こんなにもウキウキと創ったのは初めて！くらいの
力作でございます（普段は真面目な実用書が多いので、、、）。
全部で71種類の石のバイブスについて、
yujiさんが書いてくださっている＆星読みとの絡みもあり、
欲張ってしまった結果、、、なんと！！384ページの大ボリュームとなっています。
石の絵も素晴らしい方に描いていただけて、、、
（これまた、素敵なお話があるのです！）
いろんなご縁が重なってできた、ワクワクする、美しい本となりました。
石の絵のご縁については、また今度、書きます！
ちょっと気が早いですが、クリスマスのご褒美に何を買おうかな、
１年頑張った自分へのプレゼント、ご友人や家族へのサプライズなどの
ご参考にぴったりかと思います。
本屋さんに並ぶのは10/27ですが、
とても美しい本なので、チラ見だけでも是非是非していただけたら！
かつての私がそうであったように、、、
きっと石の世界が気になって仕方なくなるかもしれませんよ、笑。
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