見出し画像

妊娠してさらに会社を好きになる

第一子(3年前に出産)の時は、若さのせいか、単純に嬉しかったからか、ツワリも軽く済んだ記憶があります。
たまに胸が悪くなることもありましたが、普通に飲み食いはできるし、
実際に吐く、という事は一度もありませんでした。

そして現在第二子妊娠中
ツワリがかなりつらい・・・
年のせいか(現在30代後半)、今後のことを考えると単純に喜べない気持ちが混ざっているからか、赤ちゃんとの相性の問題なのか…
何度も吐いて、ほとんど食べられない期間が2週間ほど続き、もはや廃人状態。寝てもつらい、覚めてもつらい、もう何をしてもつらい・・・メンタルが崩壊しそうな勢い。
(現在はようやく収まってきましたが…)

このような状況でも家計のためにも仕事は続けなければならない…
その中で非常にありがたかった会社の制度、それは・・・

リモートワーク!!


我が社では今月からご主人のご都合でマレーシアに移住する社員が1名いまして、彼女がマレーシアからでも仕事が続けられるように、とWeb面談や社内システムのクラウド化、外部からの社内アクセスツールなど、色々整えられていました。
それを今回フル活用させていただいて、何とかツワリ期間を乗り越えられそうです(早く終わって欲しい!という願望含む)

・通勤往復1.5時間→これがなくなったため、空いた時間で自分のペースでゆっくり家事を進められる
・在宅での仕事なので、吐きたくなったら人目を気にせず、オエオエできる→精神的にかなりありがたい
・昼休み時間は人目を気にせず、ソファーで昼寝
・本当にしんどく仕事がままならないときは、一旦仕事から離れて休憩

職場では人目を気にしてか、つらい状態を多少隠しつつ、姿勢も正して、仕事に集中してます風を装う必要がありますが、
(我が社ではそんな必要はないけれども、どうしても社会人として…みたいな思いからちゃんとしなきゃ!という思いがあり、そのストレスから気持ち悪さが増大する、という現象が起こりがちだと感じています。)
自宅勤務なので、つらい時はつらい顔して、机に突っ伏すことも可能です。
この「人目を気にせず辛い状態をそのまま表現できる」という事が、どれだけありがたいか・・・!!

自分が担当していた必要最低限の仕事しかこなしていないので、
それ以外の仕事は社長や他の社員の方々が変わって担当してくださいました。
その分その方々の仕事量は増え、本当に負担をかけてしまっています。
それなのに、


「頑張らないで、ぼちぼちでいいから」という社長の言葉
「自分がどうしたら楽なのかを考えて、そのように動いていいから」という先輩の言葉


涙が出るほどありがたくて、ストレスによるツワリが軽減された気がしました。

私が偉そうに言うのも変なのですが、
制度があっても心理的に使えない状況(周りの理解がない、周りの目が気になり、心が落ち着かない)は、もはや制度がない状況と変わらないと思います。

今回ひどいツワリを経験して、
制度がある事 と 周りの理解がある事 の2本柱がとても大切なのだと感じました。
他の社員の方が妊娠したら、存分に優しくしてあげよう、と決意し、
そして、さらにこの会社が好きになった今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?