自由に動けない今だから、花に会いに行く。

画像1 何かと制限のある今年の夏。派手な移動ができないのでもっぱら近場を散歩することにしている。それが、逆に今まで足を伸ばすことがなかった場所に私を向かわせる。その一つが、ここ、ひまわりガーデン武蔵村山。一面の花畑的なものに憧れがあったものの、これまでそんなに行く機会がなかった。
画像2 まず驚くのが種類の多さ。太陽に向けて一輪の大きな花をつけ、すくっと立っているのが私のひまわりのイメージだが、あざみ風、デイジー風、同じ茎からたくさんの花を咲かせているもの、ラスボス的貫禄のあるものやら、ひまわりと言っても色々とあることにちょっとびっくり。品種によって咲くタイミングが違うので満開箇所と枯れ果てた個所のコントラストが激しい。(ガーデン作りでは当たり前?)。枯れ果てた巨大なひまわりの姿を目にし、娘が昔”ひまわりは怖いから嫌い"だと言っていたことを思い出す。
画像3 映え狙いの若者がわんさかいる。ファミリー層も多い。ブライダル写真撮影をしている幸せそうなカップルがいる一方、何がイヤなのか泣き叫ぶ子供を無表情のまま抱きかかえ、ひまわりの顔出しパネル越しに写真撮影する家族もいる。親の気持ちも分からなくないが、号泣する子供で撮ってもあまり意味なくないか?ひまわりの顔出しパネル。訪れる人と対照的なのが、このひまわりガーデンを管理しているおじさま達。ここは無料なので地元有志の方々なのか、バイトの方なのか分からないが、暑さにやられてか、パラソルの下、皆、虚空を見つめてらっしゃる。
画像4 そんなに広い場所ではないし、一面に広がる~、というわけでもないが、この痛いくらいの日差しと夏の大きな雲が浮かぶ青い空にひまわり以上に似合う花はないことを実感させてくれた散歩でした。

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