なりたい、やりたいを実現し妊娠へと導く【妊活プランナー】が誕生するまで#15

若返り鍼灸師の山田和宏です。
ご観覧ありがとうございます!

中学生になり、運動が苦手な私が卓球部に入り、人生で初となる努力を始めました。

その後どうなっていったのか、#14からの続きです。

毎日来る日も来る日も、ラケットをくるくる回していました。

が、うまく回せずに、ラケットをよく落としてしまいます。

夏休み目前に、一年生も出られる個人戦の大会が有ったので、一年生ランキングを決める試合がありましたが、試合中にも関わらず、ラケットを落としてしまい結果は最下位・・・。

このラケットを使いこなせれば、必ず強くなれると信じて、やはり毎日くるくるとラケットを回す練習をしていました。

しかし結果は、大会では一勝も出来ずでした。

夏休みに入り、ひたすら走り、ラケットを回す練習をします。

宿題もやらずに。

夏休みのラスト1週間は、ひたすら宿題に追われ、泣きながらやっていました。

しかし、何とかラケットを落とさずに、くるくる回せれる様になっていったのです。

夏休みが終わり、宿題の提出は間に合わず、担任の先生に強烈なビンタをくらいました。

クラスの学級委員長なのに情けない限りです。

そして秋、中学生初めての運動会と文化祭になります。

父はPTA会長をしていましたので、父が全校生徒の前で挨拶をします。

各学年の学級委員が、それぞれの応援旗を持ち朝礼台の前に集結。

皆で父からの挨拶を聞きます。

父:今日は天気もよく運動会日和ですね、頑張ってください。以上。

挨拶は5秒で終了。

私は、うわっ!恥ずかし!!と思っていましたが、なぜ全校生徒から拍手喝采!

PTA会長というと、無駄な挨拶を長々としてダルい、そんなイメージが有ったのでしょうか。

友人達からは、さすが和の親父、わかってるね!

あのPTA会長さん、山田君のお父さんなの?面白いね!!

なんて言われ、逆に有名になってしまいました。

そして文化祭、体育祭が始まります。

C組の団結力は、他のクラスより強く、文化祭での合唱で一位。体育祭でも一位を獲得し、一年生の総合一位を獲得する事が出来ました。

大会の終了時、父から優勝旗を渡されるのは、とても小っ恥ずかしかったです。

皆んなで、やったねぇ!
オレ達すげぇな!!

なんて喜びながら教室に戻っていくと、女性の先輩から、優勝出来てそんなに嬉しい?って聞かれました。

はい!めっちゃ嬉しいです!
元気に答えました。

ふ〜ん、生意気だよね。
そんな一生懸命になって何が楽しいの?
あはははぁ〜。

何て笑いながら、去っていきました。

凄くモヤモヤしましたが、これが僻みってやつなんだなぁって思いましたが、たいして気にもとめず、

教室に戻って、皆んなで優勝を勝ち取った事を喜び合い、担任の先生は大いに喜んでくれました。

バスケ部の顧問をしている怖い先生でしたが、とても情の厚い素晴らしい先生です。

そして今でも、そのC組のクラスメート達の事を誇りに思っています。

1年生が終わり、中学校2年生を迎え、また運命の出会いを迎える事になります。

次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?