なりたい、やりたいを実現し妊娠へと導く【妊活プランナー】が誕生するまで#36

若返り鍼灸師の山田和宏です。
ご観覧いただきありがとうございます!

柔道整復師の専門学校に入学し、日々、株のデイトレードに勤しむ中、小学生時代からの友人達からネットワークビジネスに誘われます。

そして友人から紹介で、いずれ妻となる麻友子と出会う事になりました。

#35からの続きです。

麻友子と初めて会った時の私は、八方美人でいつも作り笑顔をしていました。

心が荒んでいたので、無理やりにでも笑顔を作っていないと、凄まじく目付きが鋭くなっていたからです。

いつも無理にテンションを上げていました。

車で峠を攻めたりするのも、何か熱中する物を作って、生きている事を実感したかったからかもしれません。

ネットワークビジネスを始めて、車で無茶をするという事がだんだん無くなっていきます。

ある日、車仲間の親友達と、いつもの様に集まって喋っていました。

私の親友3人は、全員営業職に就きました。

彼らに、車も仕事もプライベートでも負けたくない。

という思いもあった事から、ネットワークビジネスに熱中して取り組んでいたというのも有ります。

この頃は、心霊スポットに行って度胸試しをするというのが親友達との間でブームでした。

正確にいうと私と裕詞以外の2人です。

心霊スポットに女の子を連れていっては、はしゃぐという事が楽しかった様です。

裕詞はすでに結婚していましたし、私は車と仕事以外はそんなに興味がわきません。

親友2人が心霊スポットに行こうぜと言ってきました。

裕詞は車で走りに行きたい、私は行きたくないと言いました。

は?なんで?

ビビってるの??

煽ってきます。

私は、ああそうだね。と答えます。

この少し前に、車で峠を攻めている最中に、有り得ない状況下でハッキリと見てしまった事があり。

わざわざ気分が落ちる様な事をしに行きたくないからです。

親友の1人から、お前は何か自慢出来る様な事は無いの?

これを言ったのは、小学生から一緒に居るやつです。

かなりカチンと来ました。

でも、何をやっても並以下だった私には、言い返す言葉はありませんでした。

険悪なムードになりましたが、

裕詞が、まぁまぁ、落ち着け!

お前らが行きたいのはわかった、多数決で今日は心霊スポットでいいよと場を収めます。

案の定、その日は気持ち悪い事が起き、二度と私は心霊スポットに行くのを辞めました。

この出来事から、ネットワークビジネスを一緒にやっている友人達と過ごす時間の方を優先する様になっていきます。

車仲間の親友達と会っても、職場での愚痴、女の子との自慢話し、昔の思い出話しか出てきません。

発展性が無い話をする事が嫌になっていました。

日々、試行錯誤し、どうしたら結果が出せるのかを考え、ビジネス仲間達と人脈を作ることに勤しんでいました。

クラブやイベントに出向いて、女性にではなく若い男性に声を掛けて、ビジネスに興味がある人を探す。

そんな事を繰り返していました。

私の仲間達は、アメ車に乗り、高級なカバンを買ったり、良い時計を買ったり、ジェットスキーなどをやって〝若くして成功者した人〟感を出していました。

私もその時は、そういうのに憧れました。

でも、私はネットワークビジネスの代理店のノルマを自費で払った訳ですから、そんな物にお金を使っているゆとりはありません。

人と話すのも苦手、得意な事も無い。

無いなら、得意な事を作るしかない。

本を買い、人との接し方、自己啓発、ビジネス書などに月2万円ほど投資をする様になっていきます。

そして、そこから得た知識を元に、人と会った時のビジネスの興味付けの仕方、提案の仕方を、いつも頭の中で考えていました。

相手がこう言ってきたら、こう話をする。

ネットワークビジネスについてネガティブな反応だったら、こう切り返す。

要するにプレゼンのシュミレーションをひたすら頭の中でやっていて、

それがゲームをやっている感覚に近く、私にはとても楽しかったのです。

だんだん頭の中で組み立てた、シュミレーションパターンを試したくなります。

仲の良い仲間で何かを成したい

仲間達と勝ちたい

私はこの思いが強く、いつも夢を膨らませていました。

親友達に会っては、興味付けをする、夢を語るという事をひたすら繰り返していきました。

会うたびにそれです。

何十回断られたか数え切れません。

よくあれで友達を辞めないでいてくれたなと思います。

本当に和は諦めないね。

それが好きなところでもあるけどね。

そう親友達は言ってくれました。

〝諦めない〟

これが私の長所と気付く事となります。

仕事も恋愛も未来も、諦めずに続けていけば、必ず結果に繋がっていく。

結果が出ない努力は、無駄な努力。

効率が悪い事はしない。

次第にそう考える様になっていきます。

次回に続きます。

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