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matou

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東京とロンドンに其々住む20代女子がゆるりと綴る交換日記。美術に触れたとか、四季を感じたとか、刹那的なのとかなんでも。
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2019年6月の記事一覧

6月のある晴れた朝に100パーセントの男性に出会うことについて

■元記事:http://midoritokioka.com/2019/06/onseeingthe100perfectmanonebeautifuljunemorning/ とにかく科白は「昔々」で始まり、「悲しい話だと思いませんか」で終わるその人は昔、何歳だかの誕生日に〈最高のプレゼント〉をくれた。 「くれた」という表現は些か誤解があるからバックスペースを3回押したあとで「受け取った」と打ち直すのが正しいのかもしれない。ただそのシチュエーションは重要でないから「受け取っ

偏見に嫌悪する

ながらく交換できてなくてごめんw 懲りずに改めてよろしくお願いします。 マガジンタイトル「matou」、色々と吐露してしまうネーミングよね。 今回は自分を見失ってしまった私の、漏れだすような気持ちをつらつらと書かせてください。 ■biological kid’sきっかけは、たぶんこの事件。5月に2週間ほど、Seattleに行ったときのこと。事件に進む前に、まず舞台であるSeattleについても話させてください。 2010年からの約1年、当時20才だった私が住む場所として