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未知に気づく満ちた好奇心

♪ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ま・わ・し・て♪
の曲が印象的なラジオ番組「こども電話相談室」の本を発見!
パッと開いたページの質問に目が止まった。

「ダイオウイカはどうして大きいのですか?」

そう言われればなぜ大きいのだろう?
大きいからダイオウイカだと思ってた私は、ダイオウイカが大きいことは
当たり前のように思っていたから、「どうして?」と思う視点にハッとした。早く答えを知りたい!そんな衝動を抑えて即購入。
知ったかぶりな大人になった私には、羨ましくも思える純粋な子供たちの
「なんで?」「どうして?」がいっぱい。
さらに心が奪われたのは、その世界では名のある先生方が、純粋な子供たち
の可愛く鋭い質問に、感心し、時には食いつくように、その子の年齢に合った言葉使いや例えで説明しているところ。
「どうしてそれを不思議に思ったの?」と、子供が話しやすいよう、子供の方が主になるように話を進める。子供たちからどんどん話が出てくる。
楽しい会話のやり取りは、読んでるこちらも楽しくなる。
​柔軟な脳みそ同士の会話は本当に知的で面白い。

「頭」がいい人と「頭だけ」がいい人

「頭」がいい人も「頭だけ」がいい人もどちらも専門知識や経験も多く、
その道のプロに変わりはない。ではどこが違うかと言うと、
「頭」がいい人は、
相手の理解力をまず理解して、相手が理解しやすい言葉を選んで、相手が
理解してくれることをゴールに話をしてくれる。

一方「頭だけ」いい人は、
自分を誇示して、相手の理解力は無視して自分の知識を難しい言葉で話をしている。聞いてるこっちはキョトンな感じ。
(※主観モリモリですが・・・)

と、まぁ偉そうなことを言ってしまいましたが、純粋な子供たちと話が弾む
くらい柔軟な脳みそとユーモアたっぷりな感性を持ち続けたいなぁ。としみじみ思った1冊でした。

あ、ダイオウイカがなんで大きいか気になります?
ぜひ本屋さんで購入してください!オススメですよ。


ワカバでした。

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