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私の娘は人間

当たり前だが
私の娘は人間である


突然何を言い出すのかと思うだろうが
これを考えると不思議なのだ

つい2年前
この世に誕生した娘

泣く、飲む、寝る
しかできなかった娘

最近では
自分の意思を伝えたり
人の気持ちに寄り添う姿が見られる

そう、この子にも感情があって
なにか我慢していることがあって
人を選んで甘えたり
外に行きたいと訴えたりしているのだ

子育てをしていると
なにかとルーティンになりがちだ

何時に起こして保育園に向かう
帰ってきたらご飯、お風呂
何時頃には寝て欲しい

それがうまくいかないと
イライラしてしまったり
なんでなのかと考えてしまうが

大人ですら
今日は食欲がないなとか
なんとなく寝れないな
なんて日がある

子供もきっとそうなのだろう

まだこの世に誕生してたった2年の娘ですら
意思がある
感情がある

最近の娘は
私の真似をするようになった

私が娘にするように
私の頬を撫でてニッコリ笑ったり
私がなにかしていると
一緒にやる!と意気込む

この子に、
私という母親はどう映っているのだろうか
毎日楽しいのだろうか
幸せなのだろうか

どうしても
大人の言うことを聞かせたくなってしまうが
娘の気持ちや思いにも
なるべく目と耳を注いであげたいと思う

人間は良くも悪くも
誰かを愛する時に
自分が受けてきた愛情の表現や、言葉を指標にしていると思う

私が娘に向ける愛情は
いつか娘が誰かに向ける愛情になる

その時、娘はどんな愛し方をするのだろう
そしてどんな愛され方をするのだろう

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