支配からの解放の兆し
久しぶりに温泉に行きました。
久しぶりと言っても1カ月ぶりくらい?近くに温泉のない人には十分頻回かもしれません。
私はおんせん県おおいたに住んでいるので車で20分の距離に5軒?6軒?なんかたくさんあります。
私がふらっと行くのは主に2軒で、オープン時間が違うので時間帯によって使い分けています。
私のいつもの入り方は、37度くらいのぬるいお湯と41度くらいのちょい熱風呂の交互浴です。時間は計っていません。どちらも気が済むまで浸かります。
でもトータルで30分くらいです。短いでしょうか。
以前、関東圏に住んでいる友だちと温泉に行ったところ、よほど温泉に飢えていたようで2時間ぐらい出てきませんでした。30分で満足できるのはおんせん県民ゆえの贅沢なのかもしれません。温泉は日常なので。
で、約30分間お湯に浸かっている間何をしているかと言うと、なんやかんや考えています。温泉を出たあとのスケジュールとか、クリスマスチキンの予約そろそろした方がいいかなとか。あの食材もうすぐ賞味期限切れるな、でも今日はあっちが食べたいなとか。時には昔の思い出にトリップすることもあります。
普段は1分でも時間があるとスマホを触ってしまいます。スマホに支配されているなぁと思います。我ながらやばいなぁとも、なんだか貧しいなぁとも思います。惰性でスマホを触っているときの自分はあまり好きじゃありません。
(惰性に見えて意味のあるときは否定しません。疲れて思考を止めたいときや、しんどくて心を空っぽにしたいときなど。実際それが救いになることがあるのは経験済みです。)
家でお風呂に入るときも一人のときはスマホを持ち込みます。暇に耐えられないんですよね。大概子どもといっしょに入るので、滅多に持ち込みはしませんが。
でも温泉はもちろんスマホを持ち込めないので、自然と思考します。
思考できるんですよね。できてるんです。
それなら、やっぱり暇には耐えられるはず。温泉中の私がそれを証明している。
スマホの支配から逃れたい、というお話でした。
交互浴の話はいらなかったですね。
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