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「上がり続けることもないように、下り続けることもない」と、どうか伝えてください。

『2020年は最悪、最恐の年。良くない人間関係は早めに切ることだ!』こんなことが書いてある占いを見てちょっと残念に思ったことがあった。

確かに今年の星回りはただごとではない。そのインパクトを伝えるには、それぐらいパンチの効いた書き方の方がいいのかもしれない。しかし理想主義の私としては、「今年は悪い年だからしょうがない。ではピンチをチャンスにする力も湧かなくなるじゃないか。」と考えてしまった。

でも考えてみれば、なんともならないものを「なんとかなる!」と煽ろうとも、大丈夫じゃないことを「大丈夫」と励まそうとも、努力や我慢でどうにもできないものはどうにもならないものだ。

もちろん継続的な努力や、力をつける為の筋トレ、未来を信じて時を待つ忍耐力は必要だが、現実を見ることや問題に向き合うことを放棄して、「そのうちなんとかなる」という根拠のない期待や希望を持ち続けることの方がよっぽど苦しみを生むのではなかろうか。この頃はそんなふうにも思う。

出来るならポジティブなことだけを書きたいけれど、やっぱり今年はそうもいかないよう。。

今、人身事故で立ち往生してしまった電車の中にいる私には大したことは出来そうもないので、身の回りに気になる人がいたらどうか伝えて欲しい。


『今年は「ダメなものはダメ」とものごとが明らかになる年。諦めて、絶望して、全て手放して、それでも残ったもので、もう一度はじめからやり直していくぐらいのことも必要。最恐最悪の年です!!』って占い師が言っていたと。

でも、上がり続けることがないように、下り続けることもないともつけ加えてくださいね。

どうか今宵は、身の回りの人と声をかけあって過ごしてください。


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