【思考が人間を作る】舌打ち
【思考が人間を作る】舌打ち
ボケとかではなく素で「舌打ち」をしている人と久しぶりに会話をすることがあった。相手は日本人男性。50代。
私にではなく、第三者への事象に向けて放たれた「舌打ち」だったのが、素で「舌打ち」が出るということが非常に問題である。
反射のスピードであった。タンスの角に小指をぶつけて「いたっ!」とか、熱湯が指先にかかって「あつっ!」のスピードで「舌打ち」をしていた。
ここまで読んで「何が問題なの?」と思ってしまう人は非常に危険である。
「思考が態度を作り、態度が人間を作る。」みたいな格言がある。
反射のスピードで出たという事は、だ。常日頃から、日常的にその男性は「舌打ち」をしているということである。
セルゲーム前の孫悟空親子がとった訓練「スーパーサイヤ人で常にいよう」である。
日常生活において自分の思い通りにいかないことや、憤りを感じる事象が生じれば、その男性は「舌打ち」をしていると推察される。
なにかと生きづらい世の中だ。そんなことは分かっている。そして、自分の思い通りにいかないことなんて山ほどある。その時に、スルースキルを磨くこともなく、おこがましいが解決しようとするのではなく、その男性は一番最初に取る行動が「舌打ち」なのだ。思春期の男子じゃないんだから。
反面教師だ。
反射のスピードで第三者の事象に繰り出された「舌打ち」に対し、私は「舌打ちやめてもらっていいですか?」とこれまた反射のスピードで、刹那で、伝えようとしたがやめた。
「争いは同じレベルでしか起こらない」という格言を思い出し、スルーできたのだ。
ただ、文章にはしている。ここにメモすることによって、吐き出し、その男性を反面教師として自分を戒めた。
その男性は今後も「舌打ち」をしていくのであろう。今後、私に「舌打ち」が向けられたのであれば何かしらの対応はするが、今回は第三者の事象への「舌打ち」である。その男性を変えたところで私には何のメリットも無い。スルーしよう。
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来。」なのだ。
うん。
なんと私、結婚いたしました! そこでご相談なんですが・・・ あんまりこういうのは良くないのかもしれませんが・・・ 祝ってください。