業務終了のお知らせ
業務終了のお知らせ
2024年4月23日
関係者各位
拝啓 陽春の候、貴殿方におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格段のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
弊社「ハウメニーピーポー」は2018年の創業以来、皆様にご愛顧いただいて参りましたが、誠に遺憾ながら、後述の事情により2024年4月23日を持ちまして業務を終了する運びとなりました。
まず、この突然の報告で皆様に不安や混乱を招いたことを心よりお詫び申し上げます。そして、ブロンズ会員、シルバー会員、ゴールド会員、ハイゴールド会員、ハイスペックゴールド会員、プラチナ会員、ネオプラチナ会員、エグゼクティブロイヤルエリート会員、及び全ての関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
また、長い間、皆様からのご支援とご愛顧に、心より感謝申し上げます。しかし、厳しい経済状況や様々な困難に直面しつつも、経営再建の道を模索してまいりましたが、それでもなお立ち向かうことができず、この結論に至りました。
経営破綻に至った最大の理由は、共同経営者である高橋洋平氏の「エンターテイメント事業に対するモチベーションの完全な喪失」です。実は数年前から、その兆候はあり、この数ヶ月はそれが顕著に現れていたところ、高橋氏より打診されまして協議の結果、この答えに辿り着きました。
今後の事業展望ですが、私は新たな共同経営者を募りつつ略儀ながら個人事業主として活動をしていく予定であり、高橋氏は未確定です。
恐れながら申し上げますと、新たな共同経営者に関しましては略式的な業務提携という形式でも構いませんし、新会社としての正式な設立も検討しております。事業計画書、事業案などは作成可能です。また、企業内における役職・役割などは事業内容によって変更可能です。年齢や性別、国籍は不問で「エンターテイメント事業に対しモチベーションが高い“人財”」を求めております。何か不明な点やご質問がございましたら、遠慮なくご連絡頂ければ幸いです。
最後に、これまで弊社に携わっていただいた全ての方々、そして何よりもモチベーションが無い状態で、去年より始めた新規事業にも果敢に尽力してくれていた共同経営者の高橋洋平氏に心より感謝いたします。今後、新会社設立、業務提携などの進展があれば、適切な情報を提供してまいりますので、どうぞご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
ハウメニーピーポー代表 山崎ユタカ
解散のご報告
2024年4月23日
皆様へ
誠に残念ながら、ハウメニーピーポーは解散することになりました。
約6年間弱という長いようで短い、よくわからない期間でしたが、応援してくださったファンの皆様、マネージャーさん、スタッフの皆様、お世話になった先輩方、慕ってくれた後輩の皆様、本当にありがとうございました。そしてごめんなさい。このコンビで結果を出すことはできませんでした。あと、僕から言えることは「推しは推せる時に推せ」です。あなたの好きなあの芸人さんも、もうネタが見れないかもしれません。
解散の最大の理由は相方・高橋くんの「ネタに対するモチベーションの完全な喪失」です。数年前から、その兆候はあり薄々気付いてはいましたが改善・解決する事はできず、このような結果になってしまいました。
今後の活動ですが、僕はひとまずピン芸人として活動していきたいと思っております。高橋くんはどうするかは未定とのことです。
「ピン芸人として活動していきたいと思っております。」と言いましたが、やはり漫才やコントをやりたい気持ちはあるので、コンビ(またはトリオ)を組みたいです。
一応、ネタも書けますし、漫才でもコントでも、ツッコミでもボケでもどっちもやりたいです。ユニットでも軽い気持ちでいいのでネタやらせてください。現在、主にやっている「何かしらの代表」というキャラも活かしつつ、あらゆる可能性を模索していきたい所存です。性別を問わず、芸歴も年齢も国籍も関係もありません。お笑いへのモチベーションがあるかどうかです。そんな方がいましたらご連絡ください。または「モチベーションが高く、相方を探している人」を知っている方がいたら紹介してください。
最後になりますが…ふと思い出したことがありました。
▼感情の欠落
私ごとですが、去年の2023年。
素敵な女性と結婚をさせていただきました。それに関して、相方である高橋くんから結婚のお祝いも「お祝いの言葉」も頂いておりません。これは一体、どういう事なんでしょう。
2023年9月10日、お台場で行われた先輩芸人の結婚式の前に参加したフジテレビ湾岸スタジオのオーディションの控室でネタ合わせを始める前に「昨日、結婚したから」と報告した時の彼の第一声は「すごっ」でした。驚く感情はあるのに相方の結婚をお祝いするという感情は欠落しとるんかい。
▼思えば、そんな彼でした。
ピンで活動していた2018年6月頃ですかね。
共通の先輩芸人を介して「コンビを組みませんか」と言われ、その時にすでに僕はバツ4(結婚の話の後でややこしいですがコンビの話)ぐらいだったので、もう新しいコンビを正式に組む気はなく「ユニットだったらいいよ。M-1やキングオブコントにお試しで出ましょうか。」とお返事をしました。先輩を介してLINEを交換して、今はなき新宿角座近くの喫茶室ルノアールで会った日が7月6日だったので「ナナロク」とユニット名を名付けました。その後、ライブなどにユニットで出演し、2人でネタをしました。僕の中では「ユニット」ではなく彼のことを「ネフレ」※1と呼んでいましたし、彼にもそう伝えていました。
※1:ネフレとは「ネタをするだけの関係」という僕の造語
▼ネフレから相方になる
そんな「ネフレ」という奇妙な関係が続いていく内に、彼から「正式にコンビを組みませんか」と告白されました。阿佐ヶ谷の四文屋のカウンターでした。奇しくも、立ち位置と同じく彼は私の右隣に座り、彼の手にはでっかいビールジョッキが握られていました。僕は「今の関係のままがいい。もう解散はしたくない。」と伝えても彼の目は本気でした。ビールを飲み干し、ホッピーセットを注文している彼に私はこう伝えました。「コンビを正式に組んで解散すると“解散”になるが、ユニットだったらそれは“解消”となる。決して解散ではない。」という謎の持論を彼にぶつけましたが、彼はホッピー白と冷やしトマトとカシラの塩味に夢中でした。後日、出演したライブの打ち上げで行った、これまた阿佐ヶ谷駅前にある鳥貴族でお酒の力も別の先輩芸人の力もあり、彼に絆(ほだ)され、彼の熱意に根負けし、私は正式にコンビを組むことを承諾しました。まだまだ肌寒い、2019年の2月のことでした。
▼皮肉にも…
でも、釣った魚に彼は餌を与えませんでした。
コンビを組む前は私を口説くためなのか、お酒を2人でよく飲みに行っていたんですが、正式に交際がスタートしてから(正式にコンビを組んでから)は2人で飲みにいくことは年に1回あるかどうかだけになりました。コンビ結成直後ですから、色々なライブに出演してネタはもちろんやります。皮肉にも正式なコンビになってからの方が「ネフレ」という関係に近いものになりました。結成したあと、約1年後にコロナ禍になった、ということも関係あったのでしょう。
▼脳内麻薬
ただ、私はそれでもよかったのです。
当時は人を傷付けないお笑い、仲の良いコンビ芸人ブームでしたし、仲の良いコンビ芸人にも憧れもありましたが、「私と彼はこのぐらいの距離感の方が良い」と勝手に思っていました。デート(ネタ合わせ)はしないけど、会う時は全力でベッド(舞台)の上で、◯◯◯(ネタ)をやるだけの関係に。いや、思い込んでいただけなのかもしれません。しかし、実際はネタをしている最中は件(くだん)のイヤな思い(ネタ合わせをしない、飲みに行かなくなったことなど)も忘れることはできるし、ネタで笑い声が起きたものなら、大量のドーパミン、エンドルフィン、アドレナリンが脳内を一瞬で駆け巡るわけです。脳汁ってヤツですね。こいつは本当に厄介なヤツで全ての事柄を…
話が横に逸れましたので元に戻しましょう。
▼だから組みたくなかった
2024年4月18日(木)、よく虫に刺されながらもネタ合わせをした阿佐ヶ谷にある小さな公園で、彼から解散の話を打診された時に、上記に書いたコンビ結成の頃を思い出したので「だから、正式に組みたくなかったんだよ。結局、解散するんかい。」と強がって伝えてみたところ、
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なんと私、結婚いたしました! そこでご相談なんですが・・・ あんまりこういうのは良くないのかもしれませんが・・・ 祝ってください。