でも、すごくない？

みなさんクルマって知ってますか。

知らない人も多いと思うので説明しますけど、
あれはね、タイヤが4つも付いて、モノによってはドアとか屋根も用意されていて、人が歩く何倍もの速いスピードで動くんですよ。

まぁこのヘッダー写真のクルマはタイヤ3つなんですけどね。

そろそろ真面目に話すと、20××年には内燃機関が無くなるだとか、排ガス規制がどうだとか、方々で悲しい話題が飛び交っているのが自動車業界の実情。終わることのない冬を迎えてしまったわけですね。

しかしながら、毎年新車は発表される。ついこの間も新型プリウスが発表されましたね。
「Hybrid Reborn」をコンセプトにハイブリッドカーのパイオニア的存在がエモーショナルな意匠と共に還ってきた。エピソード6のルークスカイウォーカーさながら。

まぁだいたい、期待外れだとか、つまらないとか言われて叩かれるのがお決まりですが、おい待てよと。

いろいろ悪いところはあるかもしれないが、でも、すごくない？年々厳しくなる排ガス規制、深刻な半導体不足、若者のクルマ離れ。
業界にとってアウェーすぎるこの世の中で新車をリリースすること自体が。

そう思えると、自然と良いところが見えてくる。モノの判断って悪いところよりも、良いところを見た方が本質に迫ることができる気がするんですよね。

もしそれで1つも良いところが見えなかったら、どうぞご自由にこき下ろしてください。心ゆくまで。

それが貴方の悪いところですよ。