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捲ってみると


ブログを読んでいただいてる方々、ありがとうございます(^^)
WA HOUSE / ヒラサン株式会社 代表取締役の平山正訓です!

昨年末からご縁あってリノベーションさせていただいている物件がございまして、そこでこんなことがございました。

いざ、工事スタート!
ってことで解体していくと・・・


途中で朽ちた柱

柱が無い。。。
建築関連のお仕事をされていない人でも、柱が建物を支えてるってことはお分かりかと思いますが、、、
柱が朽ちてしまっています。

さらにさらに工事を進めると・・・

別の柱
外壁の下地材

と、まぁそこら中が傷んでいました。
こういうこと、築30年くらいの住宅にはしばしばあることです。
雨漏り・白アリ・結露などなど。
家が弱くなる原因って色々あるんですが、なかなか見えないところなんで気づかないことが多いんですよ。

まぁ、それにしても柱が傷むとかじゃなくて「無い」わけですから
今回は結構ひどい方ですね。

お施主様に報告して、工事の方針を変更してもらいました。
現状を理解して、私たちの意見を尊重してくださったお客様には感謝です。

実は、このまま何事もなく工事を進めて、お客様の満足度を上げる業者さんも世の中には居ます。

けれども、私の中ではそれはNGです。
耳障りの良いことだけ伝えて、その場しのぎの対応は結果として大きなトラブルを引き起こします。

私たちもお客様の悲しんでいる顔は見たくないんですが、
建築士として現状に向き合うことが大切ですね!

ちなみに、古いお風呂なんかを入れ替える時は
経験上80%くらいの確立で土台や柱が傷んでいます。
今回はこんな感じでした

元々お風呂があった場所

土台が少し朽ちていますが、まぁこれくらいなら進めていく上で予測の範囲内でした!

#WAHOUSE #wahouse#ワハウス#ヒラサン#注文住宅

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