子供の時の夢「たくさんはなまるがほしい!」を実現する
子供の頃からの夢。
それは……。
これに尽きる。
私、ワホ(ン)と申します。これが私が子供の時に置いてきた「夢」。
幼少期、親によって強制的に入れられた某学習塾。3歳くらいから約10年間ほど通っていたものの、国語や英語はともかく算数が苦手。そしてそれを引きずったまま大学に通い、卒業しようとしている。(むしろ通わされたせいで算数嫌い悪化した気もするが)
この子供時代の雪辱、どんなに欲しくても手の届かなかった赤インクで描かれた花がついた丸を約10年ぶりに手に入れて、ついでに自己肯定感上げまくって算数得意になっちゃおう!と思い、決断した。
▶まずはプリントを作る
手始めにプリントがなければ、花丸もへったくれもない。 実際に某学習塾風のプリントを作る。ちなみに紙のサイズはA5で作っていく。試しにA4の紙を半分にしてA5サイズにしていく。もうこのサイズ感が懐かしい。
▶下書きをしていく
自分の記憶と文明の利器である画像検索でなんとなくの文字位置や枠の配置を考える。
たしかこんな感じだったはず。
問題なんてまあ、いいんですよ。自己肯定感上げるのも目標の一つなんで脳直で答えられる問題で。
そう「1+1=?」とかで。
そうそうこんな感じ。まとめられるパンチ穴が開いてて。たしか背面が教科ごとに違う色が塗られていた気がする。
国語は赤か緑で、英語はオレンジで、今回作る算数のプリントは背面が確か青色だった気がする。ので色塗る。
出来たのがこちら。
……ぽくね?
大体こんな感じだった気がする。がさすがに手書きはしょぼすぎるのでここからはデジタル作業になる。
▶︎本格的に作る
作る。
本当ならPhotoshopとかIllustratorとか使うべきなんだろうが立ち上げるとポンコツパソコンが死ぬので、今回はスマートフォンで誰でも使うことができるアイビスペイントを使う。(作成中にWordのほうが良くねと気付いた)
名前、日付、時間などの枠をなんとなく書いてみる。
基本のフォントはヒラギノ明朝 ProN W3を使う。一番それっぽいので。数字のフォントはたまに違うのを使う。
数字のフォントがうまく1列に並べられないので下書きして並べる。ぽくなってきた。
こうして出来たのがこちら。某学習塾のプリントを知ってる人間からしたらマジでまんまでは??
次にこの出来たプリントもどきを印刷してゆく。
▶︎印刷し、問題解答する
家にプリンターという高尚なものは無い為コンビニで印刷をした。
なかなか良いのでは?
久しぶりにそれっぽいプリントを手にして気分が高揚してきた。
パンチ穴と側面の色を塗り、用意が整ったところで実際に問題を解いてみる。
当時のリアリティを出す為、利き手と逆の手で問題を解答していく。
おい!!解ける、解けるぞ!!!
解いた。凄く懐かしさを感じる。
ついに丸つけを開始する。
▶︎ついに丸つけをする
ついに、ついにこの時が訪れた。しかし急に「思う存分丸つけしていいぞ!!」って言われたら「本当に丸つけしてもいいのか!?」ってなる。が……。
丸!つけられずにはいられないッッ!!!
ちなみに言い忘れていたが某学習塾のプリントは表裏両方全問正解していて100点、すなわち花丸となった記憶がある。今回は勿論全問正解なので何も考えずに花丸を展開していく。
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!?!!?
ハア………できたぞ……はなまるが……
ちなみに裏も全問正解している。さすがだ。
……これは楽しいかもしれない。
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!
100っ!!!!!!だ!!!!!!
高揚感が私を包んでいる。こんなにもはなまるがある全問正解のプリントが嬉しいものだとは……。幼い頃の私……私は今、はなまるを貰えて喜んでいるよ……。
高揚感と達成感がそこにはあった。
私の幼い頃からの夢は叶いました。
今度は皆様の番です。好きなだけはなまるを色んなところに書きましょう。
(おしまい)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?