自己紹介はアップデートされるべき-240615の日記#75

▶︎自己紹介はアップデートされるべき

あらゆるものがアップデートされる世の中で
決してアップデートされないものがある。

それは「自己紹介」。

ずっと思ってたんだけど、自己紹介のよくある項目ってアップデートするべきだと思う。

具体的にどういうことかというと、
自己紹介って「名前」「出身」「趣味」とかが大体のテンプレートになっていて、「名前」は置いておいて、「出身」と「趣味」からその人のこと何もわからなくない!?という話。


まず「出身」。「出身トーク」っていらないんじゃないか?と思っている。

というのも俺が大阪出身で、
自己紹介時に「大阪出身」というと、
「関西人はエセ関西弁にムカついている」と
「関西人は関東人のUSJの発音が変だと思っている」の二つの話にしか収束しないからだ。

この二つの話には飽き飽きしてるし、
正直内心「死ね」と思ってる。
いや、「死んだらええねん」と思っている。
(闇のウルフルズ?)

ただこれは「出身トーク」の見えざる力が招いている結末であって、話している人は悪くない。
「出身トーク」にはそれくらいの広がりが限界である。

まだ大阪はマシで、「いや〜めっちゃ田舎ですよ…タハハ」みたいに、地元を大きく「田舎」と括られて雑に話されるのが嫌という人もいると思う。

次に「趣味」。

俺は「趣味トーク」も実は罠だと思っている。
自分の趣味趣向を開示するのは悪くないと思うけど、全く情報がない初対面の相手に対して、顔色を伺いながら「この趣味、通用するか……?」と暗に擦り合わせていく時間はマジで無駄。

加えて、平日は働いてて、休日はYouTubeとかNetflixを見て、たまに友達とご飯に行くみたいな人が山ほどいる世の中で「あなたの趣味はなんですか?」という質問は割とハードルが高い。

「興味はあるけど、趣味に昇華できていない」という人は「映画鑑賞が趣味です」というくらいにぼやかすことしかできないのではないか。

「映画鑑賞が趣味」でも休日にNetflixを観る人とミニシアター巡りをしているみたいな人では温度感が全然合わない。


じゃあ新しい自己紹介の項目はどうすればいいのか。

「一番最近観たYouTubeの動画の履歴」

これです。
これが一番でます人間性。
こればっかりは偽ることは不可能。

「趣味」なんて高尚な部分で自分を大きく見せてはいけない。もっと人間の「底」の部分を開示しろ。

な〜にが、趣味は「カフェ巡り」じゃ!!!!!!

ずんだもんが未解決事件を解説する動画ばっか見てるくせによ!!!!!!!!!

でっかい耳くそを掃除する動画ばっか見てるくせによ!!!!!!!!!!!!

ノーブラ散歩ばっか見てるくせによ!!!!!!!!!!!!

ずるいずるいずるい!!!!!!!!!

「僕は休日ノーブラ散歩ばっか見てます」って言えよォ!!!!!!!!!!!オイ!!!!!!!!!!!!!

高尚な人間ぶるな!!!!!!!!!!!!!
俺たちは生まれた時から決してなにも分かり合えずに死んでいくんだよ!!!!!!!!!!!!!!
YouTubeの履歴を見せ合ってそれを再確認しろ!!!!!!!!!!!

舐めんな!!!!!!!!!!!!!!!

ゆるみきった世の中に、


喝!!!!!!!!!!!!!!


フゥ………


俺?


俺は何を見てるのかって?



俺は「土井善晴先生のお味噌汁の作り方」の動画とかですね。まあ、いつもこんな感じです。


▶︎本日は以上とします。

▶︎おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?