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自分自身と向き合い、人生の課題に取り組む

悩む人は常に悩んでいる。はっきり言うと悩んでいる人は暇な人だ。時間があるから悩む時間を作ることが出来る。いい悩みはいい、でも解決出来ない人生の悩みなどそもそも解決出来ない。それを相談されたとしても、最終的には他人の意見としての軽いアドバイスしか出来ない。なぜなら僕が彼らの人生をとって換わることなどないから。とにかく毎日を真面目に生きる、とにかく徹底的にこだわってやり切る、そして一人で考える。僕はほぼその繰り返ししかしていない。それだけでいいと思っている。

そこまでやりきってからこうやって深夜に自分が何を考えているのか向き合って文章化していく。大抵の場合、僕の文章には筋書きがない、書き始めてくると自分の脳が自然と文章を作ってくれる。それが活字化されることによって、自分が何を考えているのかを理解するというよく分からないサイクルになっている。当初は相方なり、スタッフなりに僕が何を考えているのかをシェアするみたいなそんな場所として、このコラムを始めたのだが、不思議なことに自分自身が何を考えているのかを理解するそんな作業をしていることに気づく。気づくまでに120週以上、毎日書きつづけて分かる、まぁ人生とはそんなものだ。

だから悩みを相談されても、僕は適当な答えしか持ち合わせていない。毎日10キロ走ってみれば?とか、毎日1000文字程度の文章を書き続けることをしてみれば?とか。その類が僕なりの答えだ。大抵の人がそれは無理と言うか、三日坊主ですぐに止めてしまう。僕はそれが悩みの根源なんじゃないかなと正直思うのだが、悩みを悩むことが忙しい人にとってはそんなことを真面目に考える暇もないぐらい、悩んでいるのだ。そんな不毛なやり取りにつきあわされたら大変だ、だから僕は目の前に山積している僕の課題に取り掛かることにしている。一つ乗り越えると、また一つ高みに行ける。そう信じて今日を生きて、明日を夢見る人生を送っていきたいと思う。


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